マツダ・ファミリア (3代目)

ファミリア

マツダの大衆車ファミリアプレストはバンを除き1977年1月にフルモデルチェンジを受け、車名が「ファミリアAP」となります。

それまでの3ボックス型セダン / クーペから、トレンドを取り入れた2ボックス型ハッチバック (3ドア / 5ドア) に変更されたことが最大のポイントでした。

ボディサイズは全長3,835mm×全幅1,595~1,605mm×全高1,375mmで、従来より若干短くワイドなディメンションになりました。

ボディが一新されたのとは対照的にメカニズムは保守的で、FR方式が踏襲されたほか、搭載されたエンジンもファミリアプレスト譲りの1.3L直4SOHC (最高出力72ps / 最大トルク10.5kg・m) でした。

しかし、足回りはフロントのストラット式が踏襲された一方、リアはリジッド式ながらそれまでのリーフスプリングを捨て、コイルスプリングを用いた5リンク式に変更されました。

その後1978年3月に、1.4Lエンジン (最高出力82ps / 最大トルク11.7kg・m) を搭載する1400シリーズを追加。

同年6月には一部改良により昭和53年排出ガス規制に適合すると同時に、バンがフルモデルチェンジを受けラインナップに加わります。

次いで1979年4月にマイナーチェンジが実施され、フロントマスクの刷新や機能性・安全性の向上などが図られました。

そして1980年6月、ハッチバックがFF方式の新型にバトンタッチ。

バンのみマイナーチェンジが行われ、1985年まで生産が続けられました。

ファミリアAPはファミリアプレストから内外装がモダナイズされたほか、リアサスペンションの改良に伴い乗り心地や操縦安定性の向上も実現。

しかし、ライバル車と比べた場合アピールポイントに欠け、凡作の域を出ませんでした。

販売面では発売当初かなりの人気を博したものの、その後魅力的なライバル車が続々登場したため、短期間で市場競争力が低下してしまいました。

まず、発売当初のカタログを紹介します。

ファミリア
大きなグリルが特徴的なフロントまわり。
ファミリア
旧態化が著しかったファミリアプレストからイメージが一新されたエクステリア。
ファミリア
インパネもモダンかつすっきりしたデザインに一新。後席スペースも十分確保されていました。
ファミリア
5リンク / コイル式サスペンションの採用で乗り心地・操縦安定性とも向上。
ファミリア
最小回転半径4.4mの小回り性はFR車ならでは。
ファミリア
5ドアはスーパーカスタム / GL / デラックスの3グレードを設定。
ファミリア
3ドアはスーパーカスタム / GF / デラックスのグレード体系。
ファミリア
明るい原色系カラーがメイン。

続いて、マイナーチェンジ後のハッチバック専用カタログを紹介。

ファミリア
イメージキャラクターにチェリッシュを起用。車名からAPのサブネームが外されています。
ファミリア
50か所もの変更を実施。フロントマスクはマイナーチェンジ前より上品なイメージになっています。
ファミリア
視認性向上のためリアコンビランプが拡大されています。
ファミリア
インパネのデザインに変更はなかったものの、ステアリングのデザインが変更されています。
ファミリア
後席はホイールハウスの張り出しやプロペラシャフトの盛り上がりがあるため、実際は大人3人は窮屈でした。

ファミリア

ファミリア

ファミリア
スラントノーズの採用で空力特性を改善。1400シリーズにラジアルタイヤが採用されたこともトピックでした。
ファミリア
昭和53年排出ガス規制対応に伴い、1300 / 1400とも最高出力・最大トルクが若干低下しています。
ファミリア
オプションでカークーラーやカセットステレオ、アルミホイールなどを用意。
ファミリア
1300シリーズの廉価グレードXC。
ファミリア
1300シリーズの中間グレードXT。
ファミリア
1300シリーズの上級グレードXL。
ファミリア
1400シリーズの上級グレードXEと廉価グレードXG。
ファミリア
ボディカラーにブラックが追加されています。
ファミリア
全長が60mm延長されています。

ファミリア

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□ マツダ・ファミリアプレスト (2代目)

□ マツダ・ファミリア (4代目)

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