アウトビアンキ・A112

A112

かつてイタリアに存在した自動車ブランド、アウトビアンキが1969年に発売した大衆車が「A112」です。

RR方式のミニカー「ビアンキーナ」の実質的な後継車種で、それとは対照的に横置きFFレイアウトを採用。

エンジンは、親会社のフィアット850用をベースにした903cc直4OHV (最高出力42ps) が搭載されました。

ボディタイプは3ドアハッチバックのみの設定で、サイズは全長3,238mm×全幅1,480mm×全高1,360mmと非常にコンパクトでした。

足回りはフロントがストラット式、リアがストラット+横置リーフ式による4輪独立懸架が採用されました。

その後1973年に、982cc直4OHVエンジン (最高出力59ps) を搭載するホットハッチ「アバルト」が追加されます。

アバルトは1975年に排気量が1,049ccに拡大され、最高出力が70psに向上。

翌1976年には、トランスミッションが4速MTから5速MTに変更されます。

その後1979年のマイナーチェンジで標準車 / アバルトとも内外装が変更され、1985年に後継車種「Y10」が登場するまで生産が続けられました。

A112は際立った個性はなかったものの、トータルバランスの優れた小型大衆車でした。

日本にも輸入され、特にアバルトは人気を集めました。

まず、マイナーチェンジ前のオランダ向けカタログを紹介。

A112

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ベーシックグレードのA112

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スピードメーターのみのシンプルなメーターパネル。

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上級グレードのA112エレガント。最高出力は42psから47psに高められていました。

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エレガントはタコメーターやファブリックシートが備わりました。

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ホットグレードのA112アバルト。最高出力70psの1,049ccエンジン (シングルキャブ仕様) を搭載、最高速度は160km/hに達しました。
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デュアルテールパイプから吐き出される勇ましい排気音もアバルトの魅力。

続いて、マイナーチェンジ後の日本向けアバルト専用カタログを紹介します。

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マイナーチェンジでフロントグリルの意匠が変わり、ターンシグナルランプがバンパー埋め込みになりました。
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インパネもモダンなデザインに変更されています。オプションでカーコンポやエアロパーツ、アルミホイールなどを用意。
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