スズキ・セルボ (初代)

セルボ

1971年にデビューした軽スペシャリティカー、フロンテクーペは、1977年10月に軽自動車新規格に対応するためのフルモデルチェンジを受け、車名が「セルボ」となります。

基本設計をフロンテクーペから踏襲しながら、ボディサイズと排気量が拡大されました。

ボディサイズは全長3,190mm×全幅1,395mm×全高1,210mmで、バンパーの大型化により全長を95mm延長すると同時に、全幅を100mmワイド化。

また、RR方式+水冷2サイクル3気筒エンジンのドライブトレインを受け継ぎつつ、排気量が356ccから539ccに拡大されました。

スペックは最高出力28ps / 最大トルク5.3kg・mで、フロンテクーペから最高出力が7psダウンした一方、最大トルクは1.1kg・mアップ。

サスペンション形式はフロンテクーペ同様の、フロント:ダブルウィッシュボーン式、リア:セミトレーニングアーム式4輪独立懸架でした。

グレードは当初GX-GとGXの2タイプが用意されました。

その後1979年3月のマイナーチェンジで、中間グレードのGX-Lを追加。

そして1982年6月にフルモデルチェンジ、FF方式+4サイクルエンジンの2代目モデルに移行します。

初代セルボはフロンテクーペと比較して動力性能は低下したものの、ワイドトレッド化に伴いハンドリングが一段と向上。

また全幅拡大により居住性も向上するなど、トータルの魅力度はフロンテクーペ以上と言えました。

まず、発売当初のカタログ を紹介します。

セルボ
表紙から女性ユーザーをターゲットにしていたことが分かります。
セルボ
ワイド化とヘッドランプの形状変更によりフロンテクーペからイメージを一新。
セルボ
パンバーやフェンダーミラーの形状の違いを除けばサイドビューはフロンテクーペそのもの。
セルボ
ガラスハッチが設けられ、使い勝手が向上。
セルボ
インパネのデザインを一新、ステアリングも3スポークから4スポークに変更されました。
セルボ
室内幅拡大に伴い居住性やドライビングポジションが改善されました。しかし後席は依然として子供用または荷物置き場。
セルボ
後席は可倒式になりました。
セルボ
エンジンはフロンテクーペ時代のパンチを失った反面、低速トルク拡大により扱いやすさが向上。
セルボ
上級グレードGX-Gには電流計やコンソールボックス、熱線リアウィンドウなどを装備。
セルボ
ボディカラーはCX-Gは全5色、CXは1色のみ。
セルボ
2つのグレードの仕様上の違いは、フロントブレーキがディスク式かドラム式かと、タイヤがラジアルかバイアスか。

続いて、マイナーチェンジ後のカタログを紹介。

セルボ
表紙を飾る新グレードCX-Lは、専用デザインのホイールを採用。
セルボ
ガラスハッチを開けて佇むCX-L。マイナーチェンジでナンバープレート下部のデザインが変更されています。
セルボ
オプションのアルミホイールを履いたCX-G。
セルボ
フロントシートをハイバックタイプから、高さ調節が可能なヘッドレスト分離型に変更。
セルボ
インパネのデザインに変更はなし。

セルボ

セルボ
CX-Lは木目調パネルが特徴。

セルボ

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□ スズキ・フロンテクーペ

□ スズキ・セルボ (2代目)

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