スズキ・セルボ (3代目)

セルボ

1977年にフロンテクーペの後継車種としてデビューした「セルボ」は、1988年1月に2度目のフルモデルチェンジを受け3代目モデルとなります。

メカニカルコンポーネンツは2代目アルトと共通で、アグレッシブなデザインの3ドアハッチバックボディが与えられました。

ボディサイズは全長3,195mm×全幅1,395mm×全高1,330~1,350mmで、先代から全高が40~60mmアップ。

登録は従来の乗用5ナンバーから、税制上有利だった商用4ナンバーに変更されました。

駆動方式はFFのほか、新たにパートタイム4WDを設定。

エンジンは新開発の547cc3気筒12バルブで、先代に設定のあったターボは廃止され、最高出力40ps / 最大トルク4.2kg・mを発生するノンターボに一本化されました。

トランスミッションは5速MTと3速ATの選択が可能でした。

足回りはフロントはストラット式を踏襲、リアは先代のリジッド・リーフ式からコイルスプリングを用いたI.T.L式に改良されました。

また、全車に前輪ディスクブレーキが採用されたことも変更点でした。

しかし販売は振るわず、わずか2年半後の1990年7月にフルモデルチェンジが実施されました。

3代目セルボは、2代目で難のあった乗り心地や操縦安定性が改善され、ノンターボ同士の比較では動力性能も大幅に向上しました。

このようにクルマとしての完成度は向上したものの、奇抜なスタイリングが不人気の要因となりました。

では、カタログを見てみましょう。

セルボ
かなりアクの強いリアビュー。
セルボ
いくらか先代のイメージが残るフロントマスク。
セルボ
サイドビューもかなり独特。

セルボ

セルボ
12バルブ化に伴い、ノンターボ同士で比較すると最高出力が9馬力も向上 (最大トルクは0.2kg・mダウン)。
セルボ
メーターパネルのデザインも奇抜なもの。
セルボ
フロントシートのデザインもかなりぶっ飛んでいます。
セルボ
従来のガラスハッチに代わりテールゲートを採用、荷室の使い勝手は大幅に向上しました。
セルボ
ATは先代の2速から、ロックアップ機構付3速に進化。4WDシステムはセレクトボタンで2WD⇔4WDを切り替えるパートタイム式でした。
セルボ
Cd値0.35の優れた空力特性を実現。
セルボ
豊富なオプションパーツを用意。左上はイメージキャラクターの大西結花さん (アイドル歌手・女優)。

セルボ

セルボ

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