ホンダ・シビック (3代目)

シビック

ホンダの大衆車「シビック」は1983年9月、まず3ドアハッチバックが4年ぶり2度目のフルモデルチェンジを受け、通称「ワンダーシビック」となります。

翌10月には4ドアセダンと5ドアハッチバックがフルモデルチェンジ、このうち5ドアハッチバックには「シャトル」の名と、ステーションワゴン的な性格が与えられました。

ボディサイズは全長3,810~4,145mm×全幅1,630mm×全高1,340~1,490mmで、先代から一回り拡大。

ドライブトレインは横置きFF方式を踏襲、エンジンラインナップは一新され、1.3L直4SOHCキャブレター仕様 (最高出力80ps) 、1.5L直4SOHCキャブレター仕様 (最高出力90ps) および燃料噴射仕様 (最高出力100ps) が用意されました。

足回りはそれまでの4輪ストラット式に対し、リアに新開発のトレーリングアーム式を採用した点が特徴でした。

その後1984年10月に、3ドアハッチバックに1.6L直4DOHC燃料噴射仕様エンジン (最高出力135ps) を搭載するホットモデル「Si」が、シャトルにシビック初のパートタイム4WD仕様車が追加されます。

追って1985年9月のマイナーチェンジで、内外装を一部変更。

翌1986年9月には、シャトル4WDの4WDシステムがパートタイム式からオンデマンド式の「リアルタイム4WD」に変更されます。

そして1987年9月にフルモデルチェンジ、通称「グランドシビック」と呼ばれる4代目モデルに移行しました。

3代目シビックは、動力性能・操縦安定性・乗り心地・居住性など多くの項目で2代目モデルより向上、数ある国産大衆車の中でも魅力あふれる1台でした。

中でも3ドアハッチバックは、スタイリッシュなエクステリアやスポーティなハンドリングなど、キャラクターが際立っていました。

販売も好調で、大衆車クラスでベストセラーカーの一角を占めました。

ここでは、デビュー翌年の1984年4月発行のカタログを紹介します。

シビック
三者三様のスタイリング。いずれも先代からイメージを一新。
シビック
垂直に近いリアエンドが新鮮な3ドアハッチバック。
シビック
Cd値0.35の優れた空力特性を実現。後席の居住性も十分確保されていました。
シビック
4ドアセダンはトランクルームを取って付けたようなイメージがなくなり、バランスの取れたプロポーションに。
シビック
4ドアセダンのCd値は0.39。トランクルームは420Lの容量が確保されていました
シビック
ニューコンセプトセダンを謳うシャトル。全高1,480~1,490mmはシビックのイメージを覆す高さで、ルーミーな室内に貢献。
シビック
ずんぐりした外観と裏腹に、Cd値は4ドアセダンと同一の0.39を実現。
シビック
新開発のトーションビーム式リアサスの採用でクラスを超えた重厚な乗り心地を実現。
シビック
ホイールベースは3ドアが2,380mm、4ドアとシャトルが2,450mm。

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