フィアット128

フィアットは1969年3月、基本設計を1953年まで遡る「1100/1200」の後継車種として、同社初のFF車「128」を発表します。
今日主流となっているタイプの横置きFFレイアウト (設計者の名を取り通称ジアコーザ式) を初めて採用した車種で、その意味で自動車史上に残る1台となりました。
4ドアセダンと2ドアセダンが用意されたボディは機能本位の角張ったデザインで、全長3,856mm×全幅1,590mm×全高1,420mmの大きさでした。
エンジンは新設計の1.1L直4SOHC (最高出力55ps) を搭載、800kgの車体を135km/hのトップスピードに乗せることができました。
足回りはフロントがストラット式、リアがウィッシュボーン/リーフ式の4輪独立懸架でした。
その後1970年に3ドアステーションワゴンが、翌1971年にはショートホイールベースの2ドアクーペの「スポーツクーペ」が追加されます。
このスポーツクーペには最高出力が64psに高められた1.1Lエンジン、もしくは最高出力75psを発生する1.3Lエンジンが搭載されました。
同時にこの1971年には、2ドアセダンに1.3Lエンジン (最高出力67ps) を搭載するホットモデル「ラリー」が追加されています。
その後1972年に、セダンとワゴンがマイナーチェンジ 。
さらに1975年、クーペがテールゲートを備える「3P」に進化します。
翌1976年にはセダン / ワゴンに最後のマイナーチェンジが実施され、長方形のヘッドランプや新デザインのインパネが与えられました。
そして1978年に事実上の後継車種「リトモ / ストラーダ」がデビューするものの、128はバリエーションを縮小して1985年まで生き長らえます。
フィアット128は先進的なメカニズムだけでなく、活発に回り粘り強さも兼ね備えたエンジン、FF車としてトップレベルの操縦安定性、優れた乗り心地や居住性など美点が多く、まさに大衆車の傑作でした。
また、西武自動車やロイヤルモータースにより日本でも輸入販売されました。
まず、1974年の日本向けフィアット総合カタログ から128を抜粋して紹介します。





続いて、北米市場向け128ラリー (初期型) のカタログを紹介。




最後に、1976年のマイナーチェンジ版の西独向けカタログを紹介します。




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