マツダ・グランドファミリア

グランドファミリア

マツダは1971年9月、ファミリアプレストとカペラの間を埋める新型大衆車「グランドファミリア」を世に送り出します。

FRの駆動方式やフロント:ストラット式、リア:リジッド・リーフ式の足回りなどはファミリアプレストと同様で、全般的に保守的な設計でした。

エンジンはファミリアプレストと共通の1.3L直4SOHC (最高出力87ps) で、トランスミッションは4速MTが組み合わせられました。

ボディタイプは4ドアセダン、2ドアクーペ、4ドアバンの3タイプで、全長3,970mm×全幅1,595mm×全高1,380mm (セダン) という、ファミリアより一回り大きいサイズでした。

翌1972年1月には、カペラ用の1.5L直4SOHCエンジン (最高出力92ps) を搭載する「1500S」シリーズが追加されます。

次いで1973年10月に実際されたマイナーチェンジで、この1500Sシリーズは廃止されますが、代わって1.6L直4SOHCエンジン (最高出力100ps / 90ps) を搭載する「1600 / 1600AP」シリーズが登場。

1975年9月の2度目のマイナーチェンジでは、フロントマスクの一新と同時に全長が80mm延長されます。

そして1978年10月に生産を終了、後継車種が発売されることはなく、グランドファミリアは一代限りで市場から姿を消しました。

グランドファミリアは動力性能・操縦安定性・乗り心地・居住性などすべてが平均レベルで、無難な大衆車ではあったものの、際立った魅力に欠けていました。

なお、同時に発売されたロータリーエンジン車「サバンナ」とはボディシェルやシャシーを共有化する姉妹車種でした。

まず、初期のセダン専用カタログを紹介します。

グランドファミリア
表紙を飾るのはフランスの素朴派画家、ルソー (風?) の絵画。
グランドファミリア
その名の通り、ファミリアプレストからボディをスケールアップ。兄弟車種のサバンナが丸形4灯式ヘッドランプだったのに対し、こちらは角形2灯式を採用。
グランドファミリア
パープルがイメージカラーの乗用車も珍しいですね。

グランドファミリア

グランドファミリア
リアコンビランプもサバンナの丸形に対し、グランドファミリアは角形。
グランドファミリア
居住性は可もなく不可もないレベルでした。
グランドファミリア
インパネは丸形2眼式で、タコメーターの備えはありませんでした。
グランドファミリア
エンジンはライバル車のようなツインキャブ仕様の設定はなく、全車大人しいシングルキャブ仕様でした。
グランドファミリア
取り立てて特徴のない、ごく平凡なメカニズム。

グランドファミリア

グランドファミリア
グレードは標準車を含め全4タイプ。

続いて、2度目のマイナーチェンジ実施後の最終型の総合カタログを紹介します。

グランドファミリア
エンジンはすべて昭和51年排出ガス規制に対応したAP (アンチポリューション) 仕様に。
グランドファミリア
丸形ヘッドランプと立体的なフロントグリル&パンパーを採用、初期型よりスポーティな雰囲気になっていますね。

グランドファミリア

グランドファミリア
インパネのデザインは基本的にそれまでと共通。
グランドファミリア
グランドファミリアのフラッグシップ、クーペ1600AP GFⅡ。
グランドファミリア
クーペは標準車を除きタコメーター付5眼メーターを採用。

グランドファミリア

グランドファミリア
マツダのドライビングポジションへのこだわりは、当時からあったことが分かります。
グランドファミリア
旧式なリジッド・リーフ式リアサスペンションのため、乗り心地は決して良いとは言えませんでした。

グランドファミリア

グランドファミリア

グランドファミリア

グランドファミリア

グランドファミリア

グランドファミリア

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□ マツダ・ファミリアプレスト (初代)

□ マツダ・サバンナ

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