ホンダ1300

1969年5月、本田技研は同社初の普通乗用車「ホンダ1300」を発売します。
FFの駆動方式や、独自のDDAC (一体式二重空冷) 方式を採用したエンジン、フロント:ストラット式、リア:クロスビーム式による4輪独立懸架など、ホンダのエンジニアリングを詰め込んだ野心作でした。
特に注目すべきだったのはエンジンで、DDAC方式の効果で空冷ながら水冷エンジン並みの静粛性と、1.3Lクラスとは思えない高出力 (シングルキャブ仕様が100ps、4連キャブ仕様が115ps) を誇りました。
ボディは当初4ドアセダンのみの設定で、全長3,885mm×全幅1,465mm×全高1,345mmのサイズでした。
ホンダ1300は1.6~1.8Lクラスに匹敵する動力性能や、高回転型エンジンらしからぬ扱いやすさ、ソフトな乗り心地などが特徴にあげられました。
一方でノーズヘビーや柔らか過ぎるサスペンション、性能の不十分なタイヤなどのせいで、操縦性は芳しくありませんでした。
その後1969年10月にエンジン特性が中低速トルク重視に変更され、最高出力が5psダウン (シングルキャブ仕様が95ps、4連キャブ仕様が110ps) します。
次いで1970年2月に、セダンと全く異なるスタイリングを持つ2ドアクーペ「ホンダ1300クーペ」がデビュー。
クーペはセダンの高性能はそのままに、足回りの改善やタイヤの高性能化などにより操縦性が大幅に改善されました。
追って翌3月には、セダン/クーペに3速トルコンAT仕様車が追加されます。
次いで同年10月にセダンがマイナーチェンジ、内外装デザインの刷新とともに、エンジンをシングルキャブ仕様に一本化。
同時に、車名が「ホンダ77」に変更されます。
翌1971年6月にはクーペもマイナーチェンジを受け、「ホンダクーペ」に車名を変更。
同時に、それまでに準じたフロントマスクを持つダイナミックシリーズと、セダンと共通のフロントマスクを持つゴールデンシリーズの2つのシリーズが用意されました。
そして1972年9月にセダン、クーペとも生産を終了、同年11月にエンジンを水冷化した後継モデル「ホンダ145」が登場します。
ホンダ1300は良くも悪くも独創的なエンジンが主役で、アンダーステアの強い操縦性などトータルバランスにはやや難のあるクルマでした。
まず、初期型のセダン77シリーズのカタログを紹介します。







続いて、デビュー当初の1300クーペのカタログを紹介。






次に紹介するのは、マイナーチェンジ後のセダン77のカタログです。






最後に、マイナーチェンジ後のホンダクーペのカタログを紹介。







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