オペル・カデットA

カデット

ドイツ (当時は西ドイツ) のオペルが1962年10月、戦後初のリッターカーとして発売したのが、「カデット」です。

戦前の1936年に発売された大衆車と同じ車名で、区別するためにカデットAと呼ばれています。

全長3,923mm×全幅1,470mm×全高1,410mmのボディはモノコック構造で、当初は2ドアセダンのみでスタートしました。

駆動方式はコンベンショナルなFRを採用、足回りもフロントがウィッシュボーン/ リーフ式、リアがリジッド・リーフ式という平凡な方式でした。

エンジンは水冷1L直4OHV (最高出力46ps) が搭載され、フルシンクロの4速MTと組み合わせ最高速度120km/hの性能を発揮しました。

翌1963年に2ドアワゴンの「キャラバン」と2ドアクーペを追加、ラインナップが完成します。

生産期間は1965年8月にカデットBに切り替えられるまでの3年足らずだったものの、販売は非常に向上でした。

カデットAは平凡なレイアウトながら、動力性能・操縦安定性・乗り心地・居住性が高次元でバランスしていました。

最大のライバルだったフォルクスワーゲン・タイプ1 (ビートル) に対しても、スタイリングが近代的だっただけでなく、動力性能や居住性、荷室スペースで優位に立っていました。

ここでは、東邦モーターズ発行の日本版カタログを紹介します。

カデット

カデット

カデット
コンサバを絵に書いたようなスタイリング。
カデット
各ピラーが細く、視界は良好でした。
カデット
乗車定員は4名で、居住性は大変優れていました。
カデット
リアエンジンのフォルクスワーゲン・タイプ1にはなかったトランクスペースもカデットの売りのひとつ。
カデット
ボディバリエーションはすべて2ドアで、4ドアは最後まで設定されませんでした。
カデット
クーペは最高出力54psの高圧縮エンジンを搭載、最高速度は136km/hに達しました。

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