オペル・カデットC

カデット

かつてオペル (ドイツGM) が販売していた大衆車「カデット」は、1973年8月のフルモデルチェンジで通算4代目のカデットCに移行します。

GMのグローバルカー構想の一車種となり、各国で様々な姉妹車種が生産されました。

日本では、いすゞ自動車から発売された「ジェミニ」が広く知られています。

ボディタイプは当初2ドア/ 4ドアセダン、クーペ、3ドアワゴン「キャラバン」の4タイプが用意されました。

ボディサイズは全長3,922~4,140mm×全幅1,590mm×1,340~1,385mmで、先代から僅かに拡大。

駆動方式はFRを踏襲し、エンジンは当初1L直4OHVと1.2L直4OHVが用意されました。

足回りはフロントがウィッシュボーン/ コイル式、リアが3リンク・リジッド / コイル式でした。

その後1975年に3ドアハッチバック「シティ」が、翌1976年には2ドアカブリオレ「エアロ」が追加されます。

エンジンの強化も行われ、デビューした年に1.6L車を追加。

さらにクーペには、1975年に1.9Lエンジン搭載の「1.9GT/E」が、1977年に2Lエンジン搭載の「2.0GT/E」「2.0E/ラリー」が追加されます。

エクステリア面では、1977年のマイナーチェンジでフロント回りの意匠が変更されました。

カデットCは、1979年9月のフルモデルチェンジでFF方式のカデットDにバトンを渡し、生産終了となります。

日本においては、カデットA / Bは協和自動車により輸入されましたが、カデットCは姉妹車種いすゞ・ジェミニの存在があったため、輸入されることはありませんでした。

ここでは、1975~1976年頃に発行された英語版カタログを紹介します。

カデット
左からクーペ、2ドアセダン、シティ (3ドアハッチバック)
カデット
1.9Lエンジン搭載のスポーティグレード、クーペGT/E。フロントマスクやカラーリングの違いを除けば、いすゞ・ジェミニと瓜二つの外観。

カデット

カデット
ジェミニには設定のなかった2ドアセダン。

カデット

カデット
ステーションワゴンのキャラバン。こちらもジェミニには設定がありませんでした。

カデット

カデット
3ドアハッチバックのシティ。当時の日本ではハッチバック車の需要が少なかったこともあり、ジェミニには設定なし。

カデット

カデット
インパネのデザインはジェミニと全く異なり、質素な雰囲気。
カデット
プラットフォームやボディシェル、サスペンション形式はジェミニと共通。
カデット
この時点で用意されていたエンジンは、1L (最高出力40ps) / 1.2L (最高出力55ps) / 1.9L (最高出力105ps) の3種類。
カデット
オプションでフォグランプ、アルミホイール、サンルーフ、3速ATなどを用意。
カデット
5つのボディタイプが勢ぞろい。

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□ オペル・カデットB

□ オペル・カデットD

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