オペル・カデットD

かつてオペル (ドイツGM) が販売していた大衆車「カデット」は1979年9月にフルモデルチェンジを受け、通算4代目のカデットDに移行します。

駆動方式がそれまでのFRからFFに変更されたほか、GMのグローバルカー構想から外れ、主に欧州市場向けとなりました。

ボディタイプは2ドア/ 4ドアセダン、3ドア / 5ドアハッチバック、3ドア / 5ワゴン「キャラバン」の全6タイプを用意。

ボディサイズは全長3,998~4,207mm×全幅1,636mm×全高1,400mmで、先代カデットCから若干拡大されました。

当初用意されたエンジンは、先代譲りの1.2L直4OHV (最高出力53ps) と新開発の1.3L直4SOHC (最高出力60ps / 75ps) でした。

足回りは先代から一新され、フロントがストラット式、リアがトレーリングアーム式となりました。

その後1981年に1.6L直4SOHCエンジン (最高出力90ps) 搭載車、翌1982年に1.6L直4SOHCディーゼルエンジン (最高出力54ps) 搭載車が追加されます。

さらに1983年には、1.8L直4SOHCエンジン (最高出力115ps) 搭載のホットハッチ「GTE」が登場。

そして1984年8月、カデットEに後を譲り生産終了となります。

カデットDはFF化の効果もあり、先代から居住性が向上。

さらに良好な乗り心地と、FF車としてはトップレベルのハンドリングを両立していました。

その優れたトータルバランスから、フォルクスワーゲン・ゴルフの好敵手として商業的にも大成功を収めました。

カデットC同様、日本への正規輸入は行われませんでした。

ここでは、モデル末期に発行された西ドイツ本国版カタログを紹介します。

カデット

カデット
カデットD最強を誇ったホットハッチ「GTE」。
カデット
実直だが個性には乏しいスタイリング。

カデット

カデット

カデット
遅まきながらFR方式からFF方式に変更。
カデット
GTEに搭載される1.8L直4SOHCガソリンエンジン (最高出力115ps)。
カデット
こちらは1.6L直4SOHCディーゼルエンジン(最高出力54ps)。
カデット
横置きFFレイアウト、ストラット式フロントサスペンションというオーソドックスな機構を採用。
カデット
居住性は先代カデットCから向上し、大人4人が余裕で座れるようになりました。
カデット
後席を折りたためば広大なラゲッジスペースが出現。
カデット
グレード名を持たないベーシックグレード。
カデット
中間グレードの「ルクサス」。
カデット
上級グレード「ベリナ」。
カデット
ステーションワゴンの「キャラバン」。
カデット
ワイド&扁平タイヤや3本スポークステアリング、タコメーターなどが備わるスポーティグレード「SR」。
カデット
最高速度187km/h、0-100km/h加速9.5秒のパフォーマンスを備えるフラッグシップ「GTE」。

カデット

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□ オペル・カデットC

□ オペル・カデットE

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