三菱・ミニカ’70/70/71/72/73

ミニカ

1962年10月に三菱重工業 (現在は三菱自動車) 初の軽乗用車としてデビューしたミニカは、1969年7月に7年ぶりのフルモデルチェンジを受け、「ミニカ’70 (セブンティーズ)」となります。

野暮ったいイメージだった先代から一転、モダンなスタイリングに変貌するとともに、軽乗用車初の3ドアハッチバックボディを採用。

駆動方式は堅実なFR方式を踏襲、用意されたエンジンも先代譲りの空冷2サイクル2気筒 (最高出力26ps) および水冷2サイクル2気筒 (最高出力28ps) でした。

一方足回りは全面的に刷新、フロントにストラット式、リアには5リンク・リジッド / コイル式が採用されました。

翌1970年10月のマイナーチェンジで車名が「ミニカ70 (セブンティー)」となり、外装の一部変更と同時にエンジンの最高出力が空冷が30ps 、水冷が34psに向上。

その後、車名が1971年2月に「ミニカ71」に、2度目のマイナーチェンジが実施された同年9月に「ミニカ72」となります。

そして翌1972年10月に後継車種「ミニカF4」がデビューするものの、従来モデルも「ミニカ73」と名を変え、グレードを整理した上で1973年10月まで継続販売されました。

2代目ミニカは個性には乏しかったものの、動力性能・操縦安定性・乗り心地・居住性などすべてが平均以上で、欠点が少なくバランスの取れた1台でした。

まず、デビュー当初のミニカ’70のカタログから紹介します。

ミニカ70
イメージキャラクターはカモメ?
ミニカ70
初代ミニカより遥かに魅力的になったエクステリア。
ミニカ70
各ピラーが細いため、視界は抜群。軽乗用車初のテールゲートもセリングポイントのひとつでした。
ミニカ70
唯一タコメーターが備わる「スポーティデラックス」。ただし、エンジンは大人しい水冷シングルキャブ仕様でした。
ミニカ70
もうひとつの水冷エンジン搭載グレード「スーパーデラックス」は、木目調パネルで高級感を演出。
ミニカ70
室内は十分ルーミーだったものの、さすがに「1000cc級の広い室内」は誇大広告でしょう。
ミニカ70
後席スペースは軽自動車としてはまずまず広い部類でした。
ミニカ70
ラゲッジスペースの広さや使い勝手は、ライバル車を一歩リードしていました。
ミニカ70
水冷エンジンは通称レッドエンジンと呼ばれました。
ミニカ70
イエローエンジンを名乗った空冷エンジンは、ハイデラックス / デラックス / スタンダードに搭載。
ミニカ70
ごくオーソドックスなメカニズムを採用。
ミニカ70
足回りは初代ミニカの4輪リーフスプリング式から4輪コイルスプリング式に進化。

ミニカ70

続いて、マイナーチェンジ後のミニカ70のカタログを紹介。
ミニカ70
この木なんの木気になる木?
ミニカ70
新たに追加された最上級グレード「GL」は、丸形4灯式ヘッドランプが特徴。リアコンビランプは全車横型に変更されています。
ミニカ70
GLは上級グレードだけあり、知る人ぞ知る8トラックのカーステレオやコンソールボックスを標準装備。
ミニカ70
GL以外のグレードはフロントグリルの意匠を変更。
レッドエンジンは6ps、イエローエンジンは4psのパワーアップを実現。それに伴い最高速度もそれぞれ5km/h向上しています。

ミニカ70

最後にミニカ72のカタログを紹介。

ミニカ72
ミニカ72とお子ちゃまと風船と。果たして風船の意図するものは?
ミニカ72
ハネムーンにもミニカ72をどうぞ!
ミニカ72
最上級グレードのGL。メーターパネルは3眼風に変更されたものの、左端はメーターではなく各ギアの守備範囲が表示されたパネル。
ミニカ72
レッドエンジンの中間グレード、スーパーデラックス。フロントマスクが堀りの深い意匠に変更されています。
ミニカ72
レッドエンジンの最廉価グレード、ファミリーデラックス。
ミニカ72
イエローエンジンの最上級グレード、ハイデラックス。
ミニカ72
イエローエンジンの中間グレード、デラックス。
ミニカ72
最廉価グレードのスタンダード。リクライニングシートや助手席ヘッドレストは備わらず、ワイパーも1段という割り切った仕様。

ミニカ72

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□ 三菱・ミニカ(初代)

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