フィアット・ヌォーヴァ1100

フィアット1100

フィアットは1953年のジュネーブショーにおいて、戦前に設計された508Cヴァリラ1100に代わる新型大衆車「ヌオーヴァ1100」を発表します。

モノコック構造を採用したボディは4ドアセダンと4ドアワゴンの2タイプが用意され、大きさは全長3,775mm×全幅1,458mm×全高1,485mm。

足回りはフロントがダブルウィッシュボーン式で、リアはオーソドックスなリジッド・リーフ式が採用されました。

駆動方式はFRを踏襲、搭載されたエンジンも508C譲りの1.1L直4OHV (最高出力36ps) でした。

その後1955年に、セダンとまったく異なるデザインのコンバーチブルが追加されます。

翌1956年には初のマイナーチェンジ、外装の一部変更やエンジンのパワーアップが図られました。

しかし翌1957年のフルモデルチェンジで「1100D」に移行、ヌォーヴァ1100は4年という短期間で姿を消します。

ここでは、初期型の北米向けカタログ を紹介。

フィアット1100
左からセダン、ワゴン、セダンの上級グレード「1100TV」、コンバーチブル。引き立て役はすべて若い女性モデルです。
フィアット1100
セダン標準グレードは、北米では「ファミリー1100」と名付けられていました。
フィアット1100
ドアはフロントが後ろヒンジ、リアが前ヒンジで、いわゆる観音開きとは逆になります。
フィアット1100
居住性や視界の良さ、トランクルームの広さをアピール。
フィアット1100
当時としては先進的なモノコックボディ。
フィアット1100
ワゴンも「ファミリー1100」を名乗っていました。
フィアット1100
後席の座面を跳ね上げ、背もたれを倒すことで広くフラットな荷室スペースが出現。
フィアット1100
上級グレードの1100TVは、グリル中央のフォグランプが外観上のポイント。
フィアット1100
最高出力はファミリー1100より14psも高い50psで、最高速度は20km/h高い135km/hに達しました。
フィアット1100
2シーターコンバーチブルの1100TVロードスター。ボディ後部でキックアップするベルトラインがセクシーですね。
フィアット1100
リアサスペンションは平凡なリジッド・リーフ式。

フィアット1100

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