プジョー204

プジョー204

プジョーが初のFF車として1965年4月に世に送り出したのが、「204」です。

これもプジョー初となるSOHCエンジン (1.1L・最高出力53ps) を横置きに搭載、ギアボックスをその下に配する「イシゴニス方式」と呼ばれるレイアウトが採用されました。

ボディは当初ピニンファリーナのデザインによる4ドアセダン「ベルリーヌ」のみの設定で、全長3,970mm×全幅1,570mm×全高1,400mmの大きさでした。

サスペンションはフロントがストラット式、リアがトレーリングアーム式の4輪独立懸架が採用されました。

追って1965年9月に、5ドアステーションワゴンの「ブレイク」が登場。

さらに翌1966年10月には、1.3Lディーゼルエンジン (最高出力40ps) を搭載する2ドア商用バン「フルゴネット」と、全長を短縮した2+2クーペ及び2シーターカブリオレが加わり、ラインナップが完成します。

その後1970年に、クーペとカブリオレが上級車種「304」に編入される形でカタログ落ち。

残るモデルは、1976年7月まで生産が継続されました。

プジョー204は十分な動力性能を持ち、操縦安定性や乗り心地が良く、居住性も優れた大衆車でした。

12年に渡り商品力を保ち続けることができたのは、基本設計の賜物だったと言えるでしょう。

ここでは、モデル末期の1975年の北米向けカタログ を紹介します。

プジョー204
この年のモデルからフロントグリルがメッキからブラックに変更されています。
プジョー204
こちらはセダン。オーソドックスなスタイリングながら、2,590mmのロングホイールベースが印象的。
プジョー204
ロングホイールベースは後席スペースの拡大に貢献。トランク容量もたっぷり取られていました。
プジョー204
ステーションワゴンのブレイクは、英語圏ではエステートの名で呼ばれました。
プジョー204
ユーティリティは抜群。欧米ではワゴンはセダンより上級なクルマという認識でした。
プジョー204
エンジンとギアボックスを2階建て構造にした、いわゆるイシゴニス式のFF方式を採用。
プジョー204
当初フルゴネット専用だったディーゼルエンジンは、1974年からセダン/ワゴンでも選べるようになっています。

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