フィアット・リトモ

リトモ

フィアットは1978年4月のトリノショーで、128の上級モデルとなる新型大衆車「リトモ」を発表します。

ボディタイプは3ボックス型セダンの128に対し、トレンドに沿った3ドア / 5ドアハッチバックを採用。

128からプラットフォームを踏襲したためホイールベースは同一の2,448mmで、ボディサイズは若干長く広く低い全長3,937mm×全幅1,650mm×全高1,400mmでした。

駆動方式は128同様横置きFFで、エンジンは当初1.1L (最高出力60hp)、1.3L (最高出力65hp)、1.5L (最高出力75hp) の直4SOHC3種類が用意されました。

足回りは128譲りのフロント:ストラット式、リア:ウィッシュボーン/リーフ式による4輪独立懸架でした。

その後1980年に、1.7L直4ディーゼルエンジン (最高出力55hp) 搭載車を追加。

追って1981年には、1.6L直4DOHCガソリンエンジン (最高出力105hp) 搭載車や2L直4DOHCガソリンエンジン (最高出力125hp) 搭載の「アバルト125TC」、2ドアカブリオレ「カブリオ」を追加するなどラインナップ拡充が図られます。

次いで1982年にマイナーチェンジが実施され、フロント回りとリア回りのデザインを一新。

そして1988年、後継車種ティーポの発売に伴い生産終了となります。

リトモは優れた乗り心地やハンドリング、居住性を備え、同クラスのフォルクスワーゲン・ゴルフの好敵手となりました。

日本では、1980年から東邦モータースの手により輸入販売が開始されました。

ここでは、初期型の本向けカタログ を紹介します。

リトモ

リトモ
カロッツェリア・ベルトーネのデザインによるエクステリアは、なかなかスタイリッシュ。
リトモ
ラゲッジスペースも十分確保されていました。
リトモ
居住性はクラストップレベルで、ゴルフを凌ぐほどでした。
リトモ
5速MTと3速ATが選べたものの、左ハンドル仕様のみという点が販売上のネックになりました。
リトモ
日本仕様車のエンジンは1.5Lで、本国仕様より10馬力低い65馬力のスペック。動力性能だけは平均以下で、数少ない欠点でした。
リトモ
日本向けはモノグレード設定で、エアコンやパワーウィンドウはオプション。

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□ フィアット128

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