日産・サニーバネットコーチ (初代)

サニーバネット

日産は1976年10月、サニーキャブの後継車種となるキャブオーバー型商用車「サニーバネット」を発売します。

ボディはトラックとライトバン、およびライトバンベースの乗用モデル「コーチ」の3タイプが用意されました。

ここでは、コーチに的を絞って解説します。

全長3,900mm×全幅1,600mm×全高1,760mmのボディには左右に後席用スライドドアが備わり、車内は3列シート9人乗り仕様でした。

駆動方式はFRで、前席下部にサニーと共通の1.4L直4OHVエンジン (最高出力75ps) を搭載。

サスペンションはフロントが独立懸架、リアが固定軸で、前後ともリーフスプリングが用いられました。

その後1979年7月のマイナーチェンジの際に、ハイルーフ仕様と10人乗りのロングボディ仕様が追加されます。

追って1980年6月に実施された2度目のマイナーチェンジでは、エンジンを1.5L直4OHV (最高出力83ps) に変更。

さらに1981年6月には、2L直4SOHCディーゼルエンジン(最高出力65ps) が選べるようになります。

次いで1982年10月に3度目のマイナーチェンジが実施され、インパネの意匠変更や装備の充実化が図られました。

そして1985年9月にフルモデルチェンジを受け、2代目モデルに移行します。

初代サニーバネットコーチは、ワンボックス型ワゴンとしては操縦安定性や乗り心地、静粛性などに優れ、乗用車感覚で乗れる1台でした。

ここでは最初期型のバン/コーチ総合カタログから、コーチをピックアップして紹介します。

サニーバネット
表紙を飾るのはライトバンと美女5人衆。
サニーバネット
用途に応じ5タイプをラインナップ。
サニーバネット
3列シート9人乗りのコーチ。8人の美女の背後でプールから顔をのぞかせる、黒一点の男性がシュール。
サニーバネット
ラグジュアリームード溢れる内装。4速MTのほか3速ATも選べました。
サニーバネット
コーチは全車に前輪ディスクブレーキを採用。乗り心地は4輪リーフスプリング式の足回りの割に良好でした。
サニーバネット
オプションでクーラーやリヤヒーターを用意。クーラーは1982年のマイナーチェンジでエアコンにアップグレードされています。
サニーバネット

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