ダイハツ・タフト (初代)

タフト

現在、軽クロスオーバーSUV市場でスズキ・ハスラーと人気を二分しているのが、ダイハツ・タフトです。

その初代モデルが登場したのは、現行モデルのデビューから46年遡る1974年8月のことでした。

ダイハツが初めて手掛けた4WD車で、全長3,325~3,485mm×全幅1,460mmの車格は、ランドクルーザーや三菱ジープなどの大型4WD車と軽4WD車ジムニーの中間に位置しました。

ドライブトレインは副変速機付パートタイム4WDで、ラダー式フレームや4輪リジッド・リーフ式サスペンションなど、当時のクロカン4WDの定番に倣った設計でした。

エンジンは当初、ダイハツ製の1L直4OHV (最高出力58ps) が搭載されました。

ボディは当初幌タイプのみの設定だったものの、翌1975年にメタルトップが追加されます。

さらに1976年9月に実際されたマイナーチェンジの際に、トヨタ製1.6L直4OHVエンジン (最高出力80ps) を搭載する「タフト グラン」が登場、翌1977年に1L車は廃止されました。

追って1978年10月に2度目のマイナーチェンジを実際、同時に2.5L直4OHVディーゼルエンジン (最高出力75ps) 搭載の「タフト ディーゼル」が追加されます。

1981年10月にはレジントップが追加された一方、ガソリン車がカタログ落ち。

翌1982年11月に最後のマイナーチェンジを実施、同時にディーゼルエンジンの排気量が2.8L (最高出力75ps) に拡大されます。

そして1984年4月に、後継モデル「ラガー」のデビューに伴い生産終了。

初代タフトは地味ではあったものの、大型クロカン4WDにはない機動性や経済性で一定の存在感を示しました。

初期型の弱点だったパワー不足も、排気量拡大により解消されました。

ここでは、デビュー当初カタログを紹介します。

タフト
ジムニーの拡大版といった雰囲気。
タフト
オプションで動力取出装置を用意、これもオプションのウインチなどを装着することが可能でした。
タフト
当初はキャンバストップ&ドア仕様のみ。着脱には時間が掛かり、装着時は窓も開けられないなど不便なものでした。
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鉄板むき出しのスパルタンな内装。後席は対向式で、4人乗り仕様と6人乗り仕様がありました。
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「強力パワー」とありますが、実際は1トン近い車体に対しいささかパワー不足でした。
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ボディカラーは「セプテンバー・グリーン」のみの設定。

タフト

タフト
登坂能力42.3度は、三菱ジープの35.2度やジムニーの35度を大きく超える性能でした。
タフト
最高速度100km/hは同クラスの乗用車には大きく劣るものの、ジムニーの75km/hと比べれば遥かに高性能。

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