ホンダ・トゥデイ (初代)

トゥデイ

ホンダが1974年に「ライフ」の生産を終了して以来、11年ぶりの2ボックス型軽自動車として1985年9月にデビューしたのが「トゥデイ」です。

ボディは3ドアハッチバックで、当初は4ナンバー登録の商用モデルのみを設定。

ボディサイズは当時の軽自動車規格に沿った全長3,195mm×全幅1,395mm×全高1,315mmで、2,330mmというロングホイールベースが特徴でした。

駆動方式はFFで、エンジンは軽トラック / ワンボックス車「アクティ」用の545cc直2SOHCキャブレター仕様 (最高出力31ps) を搭載。

トランスミッションは4速MTと3速セミAT「ホンダマチック」が設定されました。

足回りはフロントがストラット式、リアが3リンク・リジッド式でした。

その後1988年2月のマイナーチェンジで、内外装デザインの変更とともに5ナンバーの乗用モデルを設定。

同時に、エンジンが新開発の547cc直3SOHC12バルブ (キャブレター仕様 ・最高出力36ps、燃料噴射仕様・最高出力MT:44ps / AT:42ps) に変更されました。

さらに、ドライブシャフトの変更や一部グレードにフロントスタビライザーを新設するなど、変更はかなり大掛かりなものでした。

次いで1990年2月、軽自動車規格改正に対応するための2度目のマイナーチェンジが実施されます。

全長が100mm延長されるとともに、エンジンを656cc直3SOHC (キャブレター仕様 ・最高出力42ps、燃料噴射仕様・最高出力52ps) に刷新。

同時に、オンデマンド式のフルタイム4WD車が追加されました。

そして1993年1月、乗用モデルがフルモデルチェンジを受け2代目モデルに移行。

一方商用モデルは、初代モデルのまま1998年9月まで生産が継続されました。

初代トゥデイはフラットな乗り心地や安定したハンドリングなど、優れた資質を備えた軽自動車でした。

初期型はエンジンの非力さや騒音の大きさがウィークポイントだったものの、マイナーチェンジ後はその欠点も解消、トータルバランスが向上しました。

ここでは、初期型のカタログを紹介します。

トゥデイ
フロントウィンドウとボンネットにノッチのないモノボックスフォルムが特徴。
トゥデイ
イメージキャラクターは当時11歳だった「ゴクミ」こと後藤久美子さん。運転免許を取得できない年齢のタレントを起用することは稀なケースでした。
トゥデイ
後年、フランスのルノーが初代「トゥインゴ」でパクったほどエクステリア・デザインは秀逸でした。
トゥデイ
前後のオーバーハングがほとんどないくらいのロングホイールベース。
トゥデイ
1本ワイパーも斬新さを演出。
トゥデイ
4ナンバー車ゆえ後席スペースはミニマムでした。
トゥデイ
スピードメーターのみのシンプルなインパネ。
トゥデイ
アクティから流用された初期型のエンジンは、パフォーマンスに難がありました。
トゥデイ
全車に前輪ディスクブレーキとラジアルタイヤを標準装備。
トゥデイ
アルミホイールだけでなく、フルホイールカバーでさえオプション扱いでした。
トゥデイ
デジタル時計や間欠ワイパー、リアワイパーなどが備わる最上級グレード「G」。
トゥデイ
中間グレードの「M」は、ラジオや熱線リアウィンドウデフォッガーなどを標準装備。
トゥデイ
廉価グレードの「F」。
トゥデイ
主要装備&諸元表はゴクミの透かし入り。見やすさよりもビジュアル重視ですね。
トゥデイ
プリモ店系列 (2006年に廃止) で取り扱い。

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□ ホンダ・ライフ (初代)

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