アクアとヤリス ハイブリッドの使い勝手を徹底比較!!

トヨタのアクアとヤリス ハイブリッドは、どちらも5ナンバーサイズのコンパクトカーです。
同じクラスに属するこの2台ですが、室内や荷室の使い勝手は同じではありません。
ここではアクアとヤリス ハイブリッドの使い勝手を、様々な観点から徹底的に比較していきます。
シートアレンジを比較
アクア 1,980,000円~2,598,000円

ヤリス ハイブリッド 1,998,000円~2,522,000円

■ 運転席イージーリターン機能の設定に違いあり
まずはじめに、2台のシートアレンジを比較してみましょう。
前席のシートアレンジは、どちらも運転席イージーリターン機能の設定があります。

あらかじめ好みのシートポジションを記憶させておけば、メモリーレバーの操作によりワンタッチでそのポジションに復帰できる機能です。
トヨタ車独自の装備で、乗り降りを容易にする機能として注目に値します。
この運転席イージーリターン機能は、アクアは G / Xにメーカーオプション設定されていますが、Z / Bではオプションで付けることもできません。
一方、ヤリス ハイブリッドではZに標準装備、Gにメーカーオプション設定、Xは設定なしとなっています。
つまりZグレード同士の比較ならヤリス ハイブリッドが、Xグレード同士ではオプションの選択肢があるアクアがベターということです。
収納の充実度を比較
この項目では、アクアとヤリス ハイブリッドの収納を運転席、助手席、後席に分けて検証していきます。
■ 運転席側の収納はグレードにより評価が分かれる
まず運転席側の収納 (センター部も含む) を比べてみましょう。
収納 / 車名 | アクア | ヤリス ハイブリッド |
---|---|---|
ドリンクホルダー | 〇 | 〇 |
センタートレイ | × | 〇 |
コンソールトレイ | 〇 | 〇 |
コンソールボックス付センターアームレスト | △ | × |
ボトルホルダー付ドアポケット | 〇 | 〇 |
〇:全車標準装備
△:グレード別装備
×:設定なし
運転席側の収納の総数はアクアがグレードにより3~4か所、ヤリス ハイブリッドが全車4か所です。
2台の相違点は、まずセンタートレイの有無で、ヤリス ハイブリッドのみに備わります。

スマホなどの薄い物しか置けませんが、勿論ないよりはベター。
一方アクアは、上級グレードのZ / Gにコンソールボックス付のセンターアームレストが備わります。

容量は大きく、ヤリス ハイブリッドのセンタートレイの比ではありません。
ただし下位グレードのX / Bには備わらないので、トータルの収納数でヤリス ハイブリッドに劣ってしまいます。
運転席側の収納はZ / G同士の比較ならアクア、X同士の比較ならヤリス ハイブリッドがベターです。
■ 助手席側の収納は上級グレードならヤリス ハイブリッドが充実
続いて助手席側の収納を比較します。
収納 / 車名 | アクア | ヤリス ハイブリッド |
---|---|---|
ドリンクホルダー | 〇 | 〇 |
アッパーボックス | 〇 | × |
オープントレイ | × | 〇 |
グローブボックス | 〇 | 〇 |
ボトルホルダー付ドアポケット | 〇 | 〇 |
助手席シートアンダートレイ | ▲ | △ |
買い物アシストシート | ▲ | △ |
〇:全車標準装備
△:グレード別装備
▲:メーカーオプション設定
×:設定なし
助手席側の収納はオプションを除けばアクアが4か所、ヤリス ハイブリッドがグレードにより4~6か所となります。
2台の相違点は、まずアッパーボックスがアクアのみに、オープントレイがヤリス ハイブリッドのみに付く点です。
アクアのアッパーボックスは容量が大きい上、他人に見せたくない物は隠しておけるメリットがあります。

対してヤリス ハイブリッドのオープントレイはごく小さい物しか置けず、かつ丸見えになってしまうのが難点です。

また助手席シートアンダーボックスと買い物アシストシートに関しては、アクアでは G / Xにメーカーセットオプション設定 (Z / Bは設定なし)、ヤリス ハイブリッドはZに標準装備、Gにメーカーセットオプション設定 (Xは設定なし) という違いがあります。


買い物アシストシートは、ストッパーを上げれば助手席に置いた荷物のずり落ちが防げるほか、傘を立てかけたりショッピング袋を下げられるなど大変便利です。
助手席側の収納は、Zグレード同士の比較なら助手席シートアンダートレイと買い物アシストシートが標準装備されるヤリス ハイブリッドが、それ以外のグレードでオプションを選ばない場合は大容量のアッパーボックスが付くアクアが高く評価できます。
■ 後席の収納は一長一短あり
最後に後席の収納を比較してみましょう。
収納 / 車名 | アクア | ヤリス ハイブリッド |
---|---|---|
助手席シートバックポケット | ▲ | △ |
リヤコンソール+カップホルダー2個 | △ (X / B) | × |
リヤセンターアームレスト+カップホルダー2個 | △ (Z / G) | × |
ボトルホルダー付ドアポケット | × | 〇 |
※荷室スペースにあり
〇:全車標準装備
△:グレード別装備
▲:メーカーオプション設定
×:設定なし
後席の収納は、オプションを除けばアクアが1か所、ヤリス ハイブリッドがグレードにより1~2か所となります。
雑誌などの収納に便利な助手席シートバックポケットは、アクアではG / Xにメーカーセットオプション設定 (Z / Bは設定なし)、ヤリス ハイブリッドではZに標準装備、Gにメーカーセットオプション設定設定 (Xは設定なし) です。

それ以外の収納では、アクアはX / Bにカップホルダー付のリヤコンソールが、Z / Gにカップホルダー付のリヤセンターアームレストが備わります。


ヤリス ハイブリッドにはこうした収納がない代わりに、全車のドアにボトルホルダー付ポケットを装備。

後席の収納は、このようにそれぞれ一長一短があります。
■ 収納の総合評価はヤリス ハイブリッドが上
収納の総数はオプションを別にすればアクアが8~9か所、ヤリス ハイブリッドが9~12か所で、ヤリス ハイブリッドの方が充実しています。
アクアはメーカーセットオプション扱いの収納が少なくないのが、不親切なところです。
総合的に収納を評価すると、オプションを選ばなくても十分な収納が備わるヤリス ハイブリッドが高く評価できます。
荷室は後席使用時ならアクアが広い
最後は荷室の比較です。
項目 / 車名 | アクア | ヤリス ハイブリッド |
---|---|---|
後席使用時の荷室長 (mm) | 656 | 630 |
荷室最大幅 (mm) | 1,153 | 1,000 |
荷室高 (mm) | 824 | 830 |
後席使用時の荷室容量 (L) | 205~291 | 174 |
後席折りたたみ時の荷室容量 (L) | 618~704 | 737 |
荷室の長さや幅はアクアの方が若干大きく、後席使用時の容量もヤリス ハイブリッドをしのぎます。


後席使用時に限ればアクアの方が荷室が広いのですが、後席を折りたたむと逆転し、ヤリス ハイブリッドの方が広くなるのが面白いところです。
また、荷物の量や大きさによって上段・下段にセットできるアジャスタブルデッキボードは、それぞれ設定が異なります。

アクアでは4WD車に標準装備、2WD車にメーカーオプション設定となりますが、ヤリス ハイブリッドはZの2WD車に標準装備、Gの2WD車にメーカーオプション設定 (それ以外は設定なし) となります。
荷室の総合評価は、後席を使用する機会が多いならアクアが、後席をあまり使わず、なるべく多く荷物を積みたいならヤリス ハイブリッドがベターです。
また、荷室の使い勝手も考えるならアジャスタブルデッキボードの有無も配慮するべきですが、ヤリス ハイブリッドのXはオプションで付けることもできないので、注意する必要があります。
総合的な使い勝手はほぼ互角
ここまでアクアとヤリス ハイブリッドのシートアレンジや収納、荷室の使い勝手について検証してきました。
これらをすべて含めたトータルの使いやすさは、ほぼ互角と言えます。
収納はノーマルの状態ではヤリス ハイブリッドが一歩リードしますが、オプションを選べばアクアも遜色ありません。
荷室に関しては、ユーザーの使い方により (後席の使用頻度など) 評価が変わってきます。
従ってここではどちらが良いかの結論は出さず、皆さんのニーズで決めてほしいと思います。
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□ アクア&ヤリス ハイブリッドの運転しやすさを徹底比較!!
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