ヤリス 1Lとパッソの安全性を徹底比較!!

ヤリス&パッソ安全性比較
オリさん
11月 16, 2021

パッソは1L車、またヤリスにも1L車の設定があるため、比較検討している人も多いのではないでしょうか?

ただ2台ともコンパクトカーなので、安全性に不安が残るところですね。

ここでは、ヤリスとパッソの安全性について徹底比較してみました。

予防安全装備が全車に備わるのはパッソ

ヤリス (1L車) 1,395,000円~1,630,000円

ヤリス&パッソ安全性比較
引用:toyota.jp/yaris

パッソ 1,265,000円~1,903,000円

ヤリス&パッソ安全性比較
引用:toyota.jp/passo

まずはじめに、2台の予防安全装備 (安全運転支援システム) を比較してみましょう。

機能 / 車名 ヤリス 1L パッソ
自動ブレーキ
誤発進抑制機能 (前方・後方) ▲※1
車線逸脱警報 △※2
ロードサインアシスト ×
先行車発進告知機能

〇:全車に標準装備
△:グレード別装備
▲:メーカーオプション設定

※1:ブレーキ制御付
※2:ステアリング制御機能付

まず大きな違いはパッソが全車に予防安全装備「スマートアシストⅢ」が標準装備されるのに対し、ヤリス 1Lは最廉価グレード (X Bパッケージ) には予防安全装備の「トヨタセーフティセンス」が付かないことです。

このご時世に予防安全装備が付かないグレードが設定されていること自体、問題と言えるでしょう。

ここでは、ヤリスは予防安全装備が備わるG / Xを取り上げ、パッソとの機能の違いを検証していきます。

■ 自動ブレーキの性能はヤリスが優秀

ヤリスとパッソの自動ブレーキ (衝突被害軽減ブレーキ) の性能は、以下のような違いがあります。

項目 / 車名 ヤリス 1L パッソ
検知デバイス ミリ波レーダー+単眼カメラ ステレオカメラ
検知対象 車両・自転車 (昼)・歩行者 (昼夜) 車両・歩行者 ()
作動条件

・車両の場合は約10km/h以上で走行中

・歩行者・自転車の場合は約10km/h~約80km/hで走行中

・車両の場合は速度差が約30km/h~約80km/h

・歩行者の場合は速度差が約30km/h~約50km/h

車両や歩行者などを検知するデバイスは、ヤリスがミリ波レーダーと単眼カメラの組み合わせ、パッソがステレオカメラです。

方式的には一長一短あるのですが、パッソのステレオカメラは世代が古いため、ヤリスのように自転車や夜間の歩行者を検知することはできません

自転車や夜間の歩行者との衝突リスクは決して低くないので、ヤリスの方が安心感があります。

ヤリス&パッソ使い勝手比較
ヤリスの自動ブレーキ (引用:toyota.jp/yaris)

また作動条件に関しては、約10km/h以上で走行していれば作動するヤリスに対し、パッソは約30km/h以上の速度差があることが必要です。

条件的には、パッソの方が制約が多いと言えるでしょう。

このように、自動ブレーキの性能はヤリスがパッソに勝っています。

■ 誤発進抑制機能はパッソのみ標準装備

ペダルの踏み間違いによる暴走事故を防ぐ安全装備が、誤発進抑制機能です。

前後に障害物がある状況でアクセルペダルを強く踏み込んでしまった場合、エンジン出力抑制や自動ブレーキにより衝突被害を軽減または回避。

パッソは誤発進抑制機能を全車に標準装備します。

ヤリス&パッソ安全性比較
パッソの誤発進抑制機能 (引用:toyota.jp/passo)

ただし自動ブレーキを掛ける機能はなく、エンジン出力抑制のみなので、パニック状態に陥ってアクセルを踏み続ければ最終的に衝突は免れません。

対するヤリスは標準装備されず、G / Xにメーカーオプション設定となります。

しかし機能面を見ると、ヤリスの誤発進抑制機能は「パーキングサポートブレーキ」と呼ばれ、自動ブレーキ機能が付くので安心感ではパッソ以上です。

■ ヤリスの車線逸脱警報はステアリング支援機能付

車線からはみ出しそうになると警報でお知らせする車線逸脱警報機能は、ヤリス、パッソともに設定されています。

ただ、機能を比較するとパッソが警報のみなのに対し、ヤリスは車線内に戻るようステアリング操作を支援する機能が付くので、より安心です。

ヤリス&パッソ安全性比較
引用:toyota.jp/yaris

■ ロードサインアシストはヤリスのみ設定あり

最高速度、一時停止、進入禁止などの道路標識を認識すると、ディスプレイ上のアイコン表示により注意喚起するロードサインアシストはヤリスのみに設定があります。

ヤリス&パッソ安全性比較
引用:toyota.jp/yaris

地味な予防安全装備ですが、標識の見落としによる道交法違反を防ぐ機能として価値があります。

■ 予防安全装備の総合評価は一長一短

予防安全装備を総合した評価は、それぞれ一長一短があり優劣を決めるのは難しいところです。

自動ブレーキの性能や車線逸脱警報の機能、ロードサインアシストが設定されている点ではヤリスが勝ります。

一方、パッソは全車に誤発進抑制機能を含む予防安全装備が標準装備されるところが利点。

ひとつ言えることは、最上の予防安全性を望むならヤリスのGかXを選び、オプションのパーキングサポートブレーキを付けることです。

エアバッグが充実しているのはヤリス

万が一衝突事故が起きてしまった際に、乗員を守ってくれる安全装備がSRSエアバッグシステム。

運転席と助手席のデュアルエアバッグはヤリス、パッソとも全車標準装備です。

差が付くのは側面衝突時に乗員の頭部や上半身を保護するサイド&カーテンシールドエアバッグの設定で、ヤリスが全車標準装備なのに対し、パッソは全車メーカーオプション設定となっています。

アクア&ヤリス使い勝手比較
ヤリスのエアバッグ (引用:toyota.jp/yaris)

衝突安全対策に欠かせないサイド&カーテンシールドエアバッグをオプション扱いでお茶を濁しているパッソは問題です。

総合的な安全性はヤリスが若干リード

ここまで、ヤリスとパッソの予防安全装備とエアバッグを比較してきました。

ヤリス&パッソ安全性比較
ヤリスの予防安全イメージ (引用:toyota.jp/yaris)

予防安全装備に関しては全車に標準装備されるパッソが、エアバッグに関しては全車にサイド&カーテンシールドエアバッグが全車標準装備されるヤリスに分があります。

それぞれ一長一短があるのですが、グレードはGかXを選び、オプションのパーキングサポートブレーキを付けるという条件付きでヤリスに軍配を上げます。

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