プジョーのCセグメント・コンパクトカー「308」は2021年にフルモデルチェンジを受け、2022年4月から日本での販売が開始されています。
このクラスではゴルフやメガーヌなど強力なライバルが存在しますが、308はこれらのライバルたちを超えたのでしょうか?
ここではプジョー・308はライバル車と比べてどこがいいのか、どこがダメなのかを徹底評価しますので、購入時の参考にどうぞ。
■ プジョー・308のここがイイ!!
まず、プジョー・308のここがいい!というポイントについて解説します。
■ スタイリッシュな外装デザイン

先代308の外装デザインは大人しく、無難ではあるもののインパクトに欠ける嫌いがありました。
しかし現行308ではイメージが一新され、躍動的なテイストでまとめられています。
精悍なフロントマスク、流れるようなサイドビュー、そして立体的なリアビューと、どのアングルから見てもスタイリッシュ。
また1,850mmに達する全幅のお陰で、ワイド&ローなカッコよさを備えていることも見逃せません。
ライバル車と比べても、外装デザインのインパクトでは明らかに308に分があります。
■ 先進的なインパネ

308はエクステリアだけでなく、インパネのデザインも魅力的です。
小径のステアリング越しにメーターを見るi-コクピットと呼ばれるプジョー独自のデザインは、308にもしっかり継承。
さらに斬新なデジタルヘッドアップインストルメントパネルや10インチの大型タッチスクリーンの採用により、先進的なイメージにあふれています。
個性的なデザインなので万人向けとは言えないものの、独創性の点では申し分ありません。
■ プラグインハイブリッドが選べる

308のパワートレインはガソリン1.2L直3ターボエンジン、ディーゼル1.5L直4ターボエンジン、そしてガソリン1.6L直4ターボエンジン+モーターのプラグインハイブリッドの3タイプが用意されています。
ガソリンやディーゼルもソツのない出来で満足度が高いのですが、特筆すべきはプラグインハイブリッドです。
Cセグメントハッチバックでプラグインハイブリッドが設定されているのは、308のほかはメルセデスベンツ・Aクラスがあるのみ。
このクラスでプラグインハイブリッドならではのエコ性能や力強い加速感が味わえるのは、貴重です。
■ 安定感抜群のハンドリング

308はCセグメントハッチバックでもっともトレッドが広いうえ、サスペンションのロードホールディングも優れているのでコーナリング時の安定感は抜群です。
またクイックなステアリングレシオや、小径ステアリング特有の操作感による機敏さも兼ね備えています。
加えてステアリングフィールもしっとり心地よいなど、ハンドリングは抜群です。
ワインディング走行の楽しさや安心感の点では、このクラスでも上位に入ります。
■ しなやかな乗り心地
308の足回りは、いわゆる「猫足」と呼ばれるプジョー車特有の味付けが施されています。
サスペンションは特にソフトなセッティングではないものの、初期作動がしなやかでストロークがたっぷりしてるため、乗り心地は速度域を問わず快適です。
さらにロングホイールベースやワイドトレッドも、フラットな乗り心地に貢献しています。
こと重量のある308GTハイブリッド (プラグインハイブリッド) は、クラストップレベルの乗り心地と言って良いでしょう。
■ プジョー・308のここがダメ!
続いて、プジョー・308のダメなポイントについて解説します。
■ 狭い路地や駐車場ではやや大き過ぎる
308のボディの大きさは、操縦安定性や乗り心地、居住性の点では間違いなくプラスに働いています。
しかし問題は1,850mmというDセグメント並みの全幅で、狭い路地の離合では神経を使いますし、油断をすれば擦ってしまうかもしれません。
また5ナンバー車全盛期に造成された駐車場に停めると、ドアが少ししか開かず乗り降りに苦労するケースも・・・。
救いは最小回転半径5.3mと意外に小回りが効くことで、Uターンで苦労することはないでしょう。
とは言え、駐車場や周辺の道路が狭い人には308の全幅の大きさはマイナスポイントになってしまいます。
■ 後席の座り心地がイマイチ
308の後席スペースは、Cセグメントコンパクトカーの中では広い部類に入ります。
頭上のスペース、足元のスペースとも余裕があり、こと横方向の余裕はクラストップです。
ただ、後席シートの形状に難があります。
クッション性やサポート性は問題ないのですが、背もたれがやや立ち気味なことと、座面高が低いため太ももが座面から浮いてしまうのが難点。
居住性自体は優れているのに、いまひとつリラックスできないのは惜しいところです。
■ グレード体系に難あり
308のグレード体系は、基本的に廉価グレードのアリュールと上級グレードのGTの2タイプとシンプルです。
このうちアリュールはガソリンエンジンとディーゼルエンジンが、GTはディーゼルエンジンとプラグインハイブリッドが選べます。
問題は、ガソリンエンジンならではのフィーリングを望むと装備がイマイチのアリュールで妥協せざるを得ないことです。
アリュールにはレーンポジショニングアシストや360°カメラといった安全装備や、シートヒーターやステアリングヒーターといった快適装備が備わりません。
ガソリン車にもGT相当の上級グレードを設定するか、上記の装備をせめてオプションで付けられるようにするべきです。
またライバル車には高性能なホットハッチが設定されていますが、308には設定がありません。
先代308にはGTiバイプジョースポールというホットハッチがラインナップされていただけに、復活を望みたいところです。
■ プジョー・308は基本性能は高いが・・・
プジョー・308は魅力的な内外装を持ち、走る・曲がる・止まるの基本性能も優れています。
トータルバランスに優れた1台に仕上がっていますが、ライバル車と比べ一歩リードしているとまでは言えません。
308はこのセグメントで最後発モデルだけに、さらに飛び抜けた完成度を望みたくなります。
またワイドな全幅も、日常ユースでは気になるケースが多くなるでしょう。
もしボディサイズが気にならず、乗り心地やハンドリングを重視するなら308は買いと言えます。
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