アクアの長所・短所を徹底評価!!

コンパクトカーの定番モデル「アクア」が、2021年7月に10年ぶりのフルモデルチェンジを受けました。
先代と比べ全方位的な進化を果たし、魅力が高まったことは間違いありません。
そんな新型アクアはライバル車と比べてどこがいいのか、どこがダメなのかを徹底評価しますので、購入時の参考にどうぞ!
■ アクアのここがイイ!!
まず、アクアのここがいい!というポイントについて解説します。
■ スタイリッシュな外装デザイン

先代でも流麗な外装デザインが魅力的だったアクアですが、新型では益々磨きが掛かっています。
スラントしたボンネットから強く傾斜したAピラー、そしてルーフへと続くラインや、キックアップしたベルトライン、ボディ側面の抑揚感あるプレスラインなど、見事に計算されたフォルムです。
フロントグリルの「ナマズ顔」は好き嫌いが分かれるところですが、全体的には洗練されたイメージを醸しています。
同じトヨタのヤリスと比べてもアクの強さが抑えられている分、より多くの人に受け入れられるはずです。
■ ライバル車に勝る燃費
先代から燃費の良さで定評のあったアクアですが、新型にも受け継がれています。
カタログ燃費はヤリス・ハイブリッドと比較すると若干劣るものの、他社のコンパクトカーよりも優秀です。
各車 (FFモデル) のWLTCモード燃費を比較すると、以下のとおりになります。
・アクア 33.6~35.8km/L
・ノート 28.4~29.5km/L
・フィット・e:HEV 27.2~29.4km/L
・スイフト・ハイブリッド 23.0km/L
※参考 ヤリス・ハイブリッド 35.4~36.0km/L
このように、アクアはライバル車を寄せ付けない燃費性能を誇ります。
とにかく経済的なコンパクトカーが欲しいなら、ヤリス・ハイブリッドと並びアクアは最有力候補にあげるべきです。
■ 快適な乗り心地
先代アクアの乗り心地はゴツゴツ感が強く、お世辞にも快適とは言えませんでした。
それに対し、新型アクアは路面の凹凸を巧にいなし、突き上げ感のないマイルドな乗り心地を実現。
乗り心地の良さで定評のあるノートをも凌ぎ、クラストップレベルの快適性を備えています。
特に、フロントサスペンションにスウィングバルブショックアブソーバーが備わる最上級グレード「Z」の乗り心地は、一クラス上の車種に匹敵するほどです。
■ ディスプレイオーディオを全車に装備

アクアは全グレードにディスプレイオーディオを標準装備します。
ディスプレイオーディオは7~10.5インチの画面でオーディオ&ビジュアルの操作ができる装備で、特にスマホ連携機能を生かしてスマホのナビアプリを表示できる点が大きなメリット。
オプションでナビキットも用意されていますが、それに頼らずとも大画面で快適なナビゲーションを受けられるのは嬉しいところです。
このディスプレイオーディオはヤリスにも標準装備されていますが、他社のコンパクトカーには同等の機能は備わりません。
つまり、安くはないカーナビを別途注文するか、スマホの小画面の道案内で我慢するかのいずれかになります。
コストパフォーマンスの点で、アクアに大きなアドバンテージがあるのは明らかです。
■ アクアのここがダメ!
続いて、アクアがライバル車に劣るポイントについて解説します。
■ 狭い荷室スペース

アクアの荷室容量は、後席使用時で278Lと発表されています。
フィットの427Lやノートの340L (※2WD車) と比較すると、かなり小さい数値です。
日常の買い物程度なら問題ないにしても、家族そろって旅行に出かけるような場合、アクアの荷室スペースではお土産の置き場に困るかもしれません。
■ 視界がイマイチ

アクアはフロントウィンドウの傾斜が強い分、天地の丈が小さいので、前方視界はあまり良いとは言えません。
ルームミラーが眼前に迫り、圧迫感があるのもマイナス要素です。
また、傾斜の強いAピラーが斜め前方視界を遮ぎってしまう欠点も持っています。
交差点で右左折するときの安全確認がしにくい、ワインディングでカーブの先の様子が見にくいといった点は、アクアの欠点になっています。
■ パーキングブレーキが旧式な足踏み式
現在はコンパクトカークラスにも便利な電動パーキングブレーキが普及しています。
ライバルのノートやフィットも、パーキングブレーキは電動式です。
それに対し、アクアは残念なことに旧式な足踏み式パーキングブレーキを踏襲しています。
スマートに操作できない、ブレーキホールド機構が付かないといったデメリットは、決して無視できません。
コストダウンのためと思われますが、最新のトレンドを採用しなかったことは誠に残念です。
■ ペダルの踏み間違い防止装置が全車標準装備ではない

ペダルの踏み間違いによる暴走事故が多発している現在、新車で販売されている車種に踏み間違い防止装置は必須と言えるでしょう。
多くのコンパクトカーが大半のグレードに踏み間違い防止装置を標準装備する中、アクアは踏み間違い防止装置「パーキングブレーキ」を上級グレードのZとGにしか標準装備していません。
下位グレードのXとBもオプションで付けることは可能ですが、事故を防ぐ観点から全グレードに標準化するべきです。
■ アクアは先代から進化するも、一部の欠点も踏襲

新型アクアは先代から乗り心地や走行性能が向上するなど、完成度が大幅にアップしています。
燃費の良さも、先代に引き続きアクアの大きなセールスポイントです。
しかし、荷室スペースの狭さや視界の悪さなど、一部の欠点はそのまま受け継がれてしまっています。
また、予防安全装備が先代から進化した一方、パーキングブレーキが全車に標準化されなかった点は残念です。
このようにアクアには良い点もあり、悪い点もあります。
いいクルマであることは間違いありませんが、全ての人が満足できるわけではありません。
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