オーラの長所・短所を徹底評価!!

日産がノートの上級モデルとして2021年6月に発表した「オーラ」。
ノートをベースにボディがワイド化され、内外装の質感もアップ、さらに売り物の電動パワートレイン「e-POWER」の出力向上も図られています。
そんなオーラには、どんな長所や短所があるのでしょうか。
■ オーラのここがイイ!!
まず、オーラのここがいい!というポイントについて解説します。
■ よりパワフルになったe-POWER

オーラに搭載されるe-POWERのフロントモーターは最高出力136ps / 最大トルク30.6kg・mのスペックで、ノートに搭載されるものと比べ出力が20ps、トルクが2kg・mアップしています。
車両重量はノートより30~70kg増加しているものの、そんなことは問題にしないほど加速性能が向上し、もはや「電動ホットハッチ」と呼べるレベルです。
ガソリン車のホットハッチ「スイフトスポーツ」に匹敵するほどで、ハイブリッドのコンパクトカーとしては世界最高レベルの動力性能と言えます。
またノートでお馴染みの、アクセルから足を離すだけで停止寸前まで減速できるワンペダル操作も継承。
走りの爽快感とドライバビリティーでは、オーラはコンパクトカーの中で群を抜いています。
■ 圧倒的な静粛性
オーラは、コンパクトカーとしては異例なほど静粛性にこだわった設計になっています。
ドアパネルやドアガラス、ルーフ、シャシーなど至る箇所の遮音性が追求され、静粛性では定評のあったノートよりさらに静かです。
ノート譲りの、路面の良い道路ではなるべく発電用のエンジンをかけない制御と相まって、車内の静かさは高級車顔負けと言っても過言ではありません。
少なくとも、コンパクトカークラスではナンバーワンの静粛性を備えています。
■ 先進的かつ高級感あふれるインパネ回り

オーラは、最近のトレンドになっているデジタルメーターを採用しています。
日産では「アドバンスドドライブアシストディスプレイ」と呼んでいますが、ノートよりも大画面の12.3インチとなり、ルックスや視認性が向上。
国産コンパクトカーでは、メーターパネルのデザイン性はトップと言えるでしょう。
また、インパネ全体の質感も大変優れています。

インパネにはステッチ付の合成皮革やツィード調織物、木目調フィニッシャーがあしらわれ、上質感を演出。
さらにセンターアームレストも、ツィード調織物や木目調フィニッシャーの採用で高級感を醸すことに成功しています。
まさに「小さな高級車」と呼ぶに相応しい質感で、コンパクトカーでは肩を並べる車種を見つけるのは難しいでしょう。
■ 本革シート装着グレードを設定

オーラにはコンパクトカーには珍しい本革シート装着グレード「レザーエディション」が設定されています。
本革シートは上質な外観や手触りの良さが魅力で、高級感の演出には欠かせません。
オプションで本革シートが選べる車種ならありますが、オーラのように最初から本革シートが装備されるグレードが用意されているのは珍しいケースです。
■ オーラのここがダメ!
続いて、オーラのここがダメというポイントについて解説します。
■ ノートよりゴツゴツ感の増した乗り心地
多くの点でノートを凌駕するオーラですが、乗り心地に関してはノートより若干悪化しています。
タイヤが扁平率の高い17インチにインチアップされた上、トレッド面の硬い高性能タイヤを採用したことが要因です。
路面が悪いとゴツゴツ感が出て、快適性がやや損なわれてしまうのが残念なところ。
それでも、コンパクトカー全体の中では決して乗り心地が悪い部類ではありませんが、他の部分の完成度が高いだけに、余計に乗り心地のマイナス面が目立ってしまいます。
できれば、16インチのコンフォート性重視のタイヤも選べるようにして欲しいところです。
■ プロパイロットが標準装備されない
日産の先進運転支援システム「プロパイロット」は、0~120km/hの速度域で先行車に自動追従走行する機能と、車線中央を走行するようステアリング操作を支援する機能を統合したシステムです。

運転の負担を軽減するこの装備は、ノートに引き続きこのオーラでも全車オプション扱いになっています。
軽自動車の「デイズ」や「ルークス」でも標準装備されるグレードがあるのに、プレミアムコンパクトカーのオーラに標準装備されないのは如何なものでしょうか?
また、ノートと同様にプロパイロットだけを選ぶことはできず、40万円オーバーの高額なセットオプションになってしまうのも問題です。
庶民派コンパクトカーのノートならまだしも、高級路線のオーラなら多少車両価格がアップしてもプロパイロットくらいは標準装備するべきでしょう。
■ 価格が高め
オーラの価格は2,610,300~2,957,900円で、5ナンバー車より僅かに大きい程度の車格からすると高めの設定になっています。
上質な内外装や走りの質感を考えると納得が行くものの、プロパイロットが標準で付かないことを考えるとやや割高に感じられるのもまた事実です。
プロパイロットを含むセットオプションを付けると最廉価グレードでも300万円をオーバーしてしまうので、さらに購入のハードルが上がります。
より多くのユーザーを獲得するには、装備面の練り直しが必要でしょう。
■ オーラは上質で走りもいいが、プロパイロットの設定が残念

オーラは内外装の質感、動力性能や静粛性が高く、ハンドリングもノートより一段とアップしています。
しかし、乗り心地がベースモデルのノートより劣ることや、プロパイロットが標準装備されないなど残念な点もあります。
基本的には優れたプレミアムコンパクトカーなので、上記の点が改善されれば一層魅力的なモデルになるでしょう。
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