BMC・ミニ~その2

ミニ

1959年8月に発売され、ベストセラーカーとなったBMC・ミニ。

その後1967年、1969年の2度にわたるビッグマイナーチェンジなどを経て、基本設計を変えないまま完成度を高めていきます。

「その1」ではデビューから1976年までのミニの歴史を解説したので、今回は1977年から生産終了となる2000年までの歴史を振り返っていきましょう。

・1978年、社名がBLMCからBLカーズに変更されたことに伴い、車名も「BLMC・ミニ」から「BL・ミニ」に。

・1979年、848ccエンジン搭載のミニ850がカタログ落ち。

・1980年、インパネのデザインを一新し、伝統のセンターメーターを廃止。

・1982年、BLカーズの大衆車部門としてオースチン・ローバー・グループが組織されたことに伴い、車名を「オースチン・ミニ」に変更。

同年、日英自動車により6年ぶりに日本への輸入が再開。

・1984年、ホイールサイズを10インチから12インチに拡大。前輪ブレーキをドラム式からディスク式に変更。

・1985年、日本の輸入代理店が日英自動車からオースチン・ローバー・ジャパンに移行。

・1986年、BLカーズの社名がローバー・グループに。

・1989年、オースチン・ローバー・ジャパンの社名がローバー・ジャパンに変更。それに伴い車名が「ローバー・ミニ」に変更。

・1990年、高性能版のクーパーが1,271ccシングルキャブエンジン (最高出力61ps) を搭載して復活。

・1991年、エンジンを全車1,271cc電子燃料噴射仕様に一本化。最高出力は標準車が53ps、クーパーが62ps。

・1996年、運転席SRSエアバッグシステムを標準化。

・2000年10月、生産終了。41年に歴史に終止符。

ミニは1970年代に入ると、さすがに随所に旧式化が目立つようになるものの、可愛らしいスタイリングや独特な乗り味により根強い人気を保ちます。

日本においては、特に1980年代後半から人気が急上昇。

1990年には英国本国の販売台数を抜き、ミニにとって世界一の市場となります。

最盛期は月間販売台数が千台を超え、至る所でミニの姿を見ることができました。

ここでは、まず日英自動車が1984年に発行したカタログを紹介します。

ミニ
1984年はミニ誕生25周年目の年。日本向けは1000メイフェアのモノグレードでした。
ミニ
本国向けのカタログが羅列されています。
ミニ
10インチホイール装着の最終世代。写真ではアルミホイールを履いていますが、実際に納入される車両はスチールホイール+ホイールキャップでした。
ミニ
999cc直4OHVシングルキャブエンジンは、最高出力40ps / 最大トルク6.9kg・mのスペック。4速MTと4速ATが選択できました。
ミニ
輸入元だった日英自動車は、このカタログが作成された翌年の1985年、オースチン・ローバー・ジャパンの設立に伴い解散しています。

続いて、オースチン・ローバー・ジャパンが1986年に発行したカタログを紹介。

ミニ
グレードは引き続きメイフェアのみ。
ミニ
12インチホイール、3眼式メーター、3本スポークステアリングなど、先ほどのカタログから仕様が変わっています。
ミニ
ボディカラーは4色から6色に増えています。
ミニ
MT車は右ハンドル仕様と左ハンドル仕様を選ぶことができました。1989年以降は全車右ハンドルに一本化されています。

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□ BMC・ミニ~その1

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