カローラクロスの長所・短所を徹底評価!!

カローラファミリーの一員として新たに仲間入りした、クロスオーバーSUV「カローラクロス」。
このカローラクロスには、どんな長所や短所があるのか気になっている人も多いことでしょう。
ここではカローラクロスはライバルと比べてどこがいいのか、どこがダメなのかを徹底評価しますので、参考にどうぞ。
■ カローラクロスのここがイイ!!
まず、カローラクロスがライバルより優れている点について解説します。
■ カッコよさと機能性を両立した外装デザイン

コンパクトSUVには、見た目のカッコよさを追求するあまり機能性が犠牲になった車種もあります。
同じトヨタのC-HRやマツダのCX-3 / CX-30などが一例で、スタイリッシュである反面後方視界に難があり、室内スペースもあまり広いとは言えません。
その点、カローラクロスは良好な視界や広い室内スペースを確保しながら、スタイリッシュな外観を実現している点が評価できます。
実用的でありながら視覚も楽しませてくれる点で、カローラクロスは貴重な存在と言えるでしょう。
■ 意外に優れた取り回し性
カローラクロスのボディサイズは全長4,490mm×全幅1,825mm×全高1,620mmで、コンパクトSUVのカテゴリーでは大柄な方です。
しかし運転席からボンネットの先端が見えるため見切りが良く、視界も全方位的に良いので、思いのほか楽に運転できます。
さらに最小回転半径は5.2mとボディサイズの割に小さいので、取り回し性は良好です。

■ ハイブリッドの燃費性能が優秀
カローラクロスのハイブリッド車 (2WD) のWLTCモード燃費は26.2km/Lですが、この数値はコンパクトSUVの中ではかなり優れている方です。
ライバルのハイブリッド車に目を向けると、ホンダ・ヴェゼルe:HEVは24.8~25.0km/L、日産・キックスは21.8km/L、スバル・XV e-ボクサーは15.0km/Lで、いずれもカローラクロスに及びません。
さすがに弟分のヤリスクロスの27.8~30.8km/Lには劣りますが、車格を考えればかなり優れた燃費性能です。
経済性を重視してコンパクトSUVを選ぶなら、カローラクロスは有力候補にあげていいでしょう。
■ 快適性が抜群
カローラクロスの乗り心地は、コンパクトSUVではトップレベルです。
サスペンションのストロークがたっぷりしていて、動きもスムーズなので路面の凹凸を巧みに吸収してくれます。
車体の姿勢がフラットに保たれ、シートの出来がいいことと相まって乗員は至極快適です。
さらにZグレードとSグレードの場合、エアコンの機能性が優れていることも評価できます。
左右独立温度調整機能に加え、後席エアコン吹き出し口や前席集中モードも備わるなど至れり尽くせりです。
コンパクトSUVの中で、ここまでエアコン機能が充実した車種はほかにありません。
■ 荷室容量が大きい

カローラクロスの後席使用時の荷室容量は487L (※2WD車) ですが、この数値はコンパクトSUVでトップです。
荷室容量を車格が同等のライバル車と比較すると、マツダ・CX-30が430L、スバルXVが340~385L、三菱・エクリプスクロスが448Lで、カローラクロスはどの車種よりも勝っています。
後席に人を乗せて、なおかつ荷物もなるべくたくさん積みたいというニーズにはカローラクロスがベストチョイスです。
■ ディスプレイオーディオを標準装備

カローラクロスは最近のトヨタ車の例に漏れず、全車にディスプレイオーディオが標準装備されます。
大画面でオーディオビジュアルの操作ができるだけでなく、なによりスマホと連携してナビアプリが使えるのがとても便利です。
スマホさえ持っていれば敢えてオプションのナビを選ばずに済むのは、大きなメリットと言えます。
他社のSUVには同等の装備は備わらないので、安くはないナビを注文するか、さもなければスマホの小画面・小音量の道案内で妥協しなければなりません。
■ 廉価な価格設定
カローラクロスの価格帯は199.9万円~319.9万円で、車格から見てかなり割安な設定です。
ライバル車に目を向けるとCX-30は239.2万円~371.3万円、スバルXVは220万円~292.6万円、エクリプスクロスは253.1万円~334.6万円で、車格が一クラス下のヴェゼルでも227.9万円~329.8万円します。
カローラクロスが買いやすい価格に設定されているのは明らかですが、特に最廉価グレードが200万円を切ることは特筆ものです。
安くて見栄えのいいSUVが欲しいなら、カローラクロスは有力候補にあげていいでしょう。
■ カローラクロスのここがダメ!
では逆に、カローラクロスはライバルに対してどんなダメな点があるのでしょうか?
■ パワートレインの魅力に乏しい
カローラクロス ハイブリッドのハイブリッドシステムは実績のある1.8Lエンジン+モーターのTHS-Ⅱですが、燃費性能を除き特に魅力的なパワートレインとは言えません。
モーターだけで走行できる時間が短く、ハイブリッド感に乏しい上、パワーにもやや物足りなさが残ります。
街乗りでのパフォーマンスは十分ですが、高速道路での追い越し加速は明らかにパンチ不足。
またエンジン起動時のエンジン音も大きめで、その意味でも不満が否めません。
一方、1.8Lガソリン車はパフォーマンスに概ね不満はなく、特に高回転域のパワフルさはハイブリッドに勝ります。
ただ、トランスミッションがダイレクトCVTではなくオーソドックスなCVTなので、ラバーバンド感が出てしまうのが欠点です。
■ 後席折りたたみ時の荷室の使い勝手が悪い
荷室容量がライバル車より大きいカローラクロスですが、後席をたたんだ時の使い勝手に難があります。
それは、たたんだシート部分に非常に大きな段差ができてしまうからです。
そのままでは長尺物の荷物が積みにくい、荷物を奥に押し込めない、車中泊ができないなど様々な問題が生じてしまいます。
その欠点を修正するには、オプションのラゲージアクティブボックスを注文する必要がありますが、価格が2万8千円もするのが難点。

荷室をフラット化するボードは、最初から標準装備にするべきでしょう。
■ 全幅が広い
カローラクロスの全幅は1,825mmで、全長4.5m未満のコンパクトSUVでは最も大きい数値です。
全幅が1,800mmを超えると離合がやりにくくなったり、駐車枠いっぱいになってしまうケースが生じます。
日本の道路事情を考えると、1.8mオーバーの全幅はマイナス要素です。
■ カローラクロスは大きな欠点のない優等生

カローラクロスは快適性や居住性に優れ、ボディサイズの割に運転もしやすいクルマです。
一方パワートレインは魅力に乏しく、ハンドリングも平均レベルなので、ファン・トゥ・ドライブを望む人には向きません。
趣味性云々よりも、あくまでも快適な移動手段としてまとめられた1台と言えます。
全般的に致命的な欠点のない優等生的な出来栄えで、クラスの水準をクリアしていることは間違いありません。
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