エスクードの長所・短所を徹底評価!!

スズキのコンパクトSUV、エスクードはハンガリーの工場で生産され、日本に逆輸入という形で販売されています。
強力なライバルたちの影に隠れ、決して人気は高くありませんが、だからといって取柄のないクルマというわけではありません。
ここではエスクードはライバル車と比べてどこがいいのか、またどこがダメなのかを徹底評価しますので、購入時の参考にどうぞ。
■ エスクードのここがイイ!!
まず、エスクードがライバルより優れている点について解説します。
■ 路面を問わず発揮する高い走破性

エスクードは4WD車のみの設定ですが、その4WDシステムの性能の高さがまず長所にあげられます。
「オールグリップ」と呼ばれる電子制御カップリング式4WDを採用していますが、ライバル車と異なり、パワステとの協調制御によりコーナリング時の操縦安定性を向上させている点が特徴です。
そのおかげでワインディングでもアンダーステアが軽く、背の低いコンパクトカーのように機敏に駆け回れます。
また、路面状況に応じて「オート」「スポーツ」「スノー」「ロック」の4つのモードを選べる点も特徴。
普段はオート、ワインディングを走るときはスポーツ、雪道ではスノー、深雪や泥道でのスタックから脱出するときロック、といった使い分けができるのは大きなメリットです。
このオールグリップのおかげで気持ち良く、かつ安全に走れるクルマに仕上がっています。
■ 良好な視界と見切り

エスクードは視界の良さの点で、コンパクトSUVの中ではトップレベルにあります。
まず、すべてのウィンドウの面積が比較的大きく、視界が開けているのがいい点です。
また、Aピラー (フロントピラー) の角度が立っていて、斜め前方の視界を遮らないこともメリット。
さらにCピラー (リアピラー) もほとんどのライバル車より細く、斜め後方の死角も少なくなっています。
唯一惜しまれるのが、Aピラーの付け根付近に取り付けられたドアミラーが死角を生み出していることです。
その一点をのぞけば、エスクードの視界は申し分ありません。
そして、運転席からボンネットの先端までしっかり確認できる点も、エスクードの美点です。
そのおかげでフロントの見切りが良く、狭い道路での切り返しや離合でも余計な神経を使わずに済みます。
■ 優れた取り回し性

エスクードのボディサイズは全長4,175mm×全幅1,775mmで、3ナンバーサイズのSUVとしてはヤリスクロスと並んでもっとも小さい部類です。
それに加え、最小回転半径はヤリスクロスよりも10cm小さい5.2m。
コンパクトなボディや小回り性の高さと、先ほど解説した見切りの良さと相まって、エスクードは取り回し性が大変優れています。
もし3ナンバー車が初めてという人でも、エクリプスクロスなら苦もなく運転できるでしょう。
■ エスクードのここがダメ!
エスクードは決して人気車種ではないものの、意外と多くのメリットがあることが分かってもらえたと思います。
では逆に、エスクードはライバル車に対してどんなダメな点があるのでしょうか?
■ 質感の低い内装

エスクードの内装は、ライバル車と比べると質感が低めです。
インパネやドアトリムはソフトパッドが張られておらず、プラスチッキーな仕上げとなっています。
300万円ちかくするクルマとしては、かなり安っぽい内装です。
また、インパネのデザインもセンスが古くて魅力に欠けますし、無骨な外装デザインとの整合性も取れていません。
機能性の面ではナビの取り付け位置が低く、視線の移動量が大きいのがマイナスポイントです。
■ 癖のある変速フィール

エスクードのパワートレインは、1.5L直4ノンターボエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステム。
ここまではありきたりですが、トランスミッションにAGSと呼ばれるMTベースのATを搭載しているのが特徴です。
MTがベースだけに、ダイレクト感ではCVTやトルコンATに勝ります。
一方で、シンプルなシングルクラッチ式ゆえ、変速時にトルク抜けによるギクシャク感が出てしまうのが難点です。
変速時のトルク抜けをモーターで補ってはいるものの、トルコンATやデュアルクラッチ式DCTのようなスムーズさはやはり得られていません。
これはこれで味のあるトランスミッションですが、万人向けとは言えないでしょう。
■ 安全運転支援システムのバージョンが古い

エスクードには安全運転支援システムのスズキセーフティサポートが装備されますが、最新のバージョンではありません。
自動ブレーキは夜間の歩行者を検知できず、自転車の検知機能もなし。
多くのライバル車は少なくとも夜間の歩行者は検知できるので、エスクードの減点ポイントです。
また、多くのスズキ車に搭載される「後退時ブレーキサポート」が付かないことも欠点です。
これでは、後退時にペダルを踏み間違えてしまった場合に暴走を防ぐことができません。
■ グレードの選択肢がない
エスクードは、グレード名なしのモノグレード設定です。
ほぼフル装備といえるので、ほとんどのユーザーが大きな不満なく使えるはずですが、その分価格は安くありません。
装備はそこそこでいいから少しでもエスクードを安く買いたい、という人もいるはずなので、複数のグレード設定が望まれます。
■ エスクードは長所と短所が合い半ばするクルマ

エスクードは走行性能が高く、運転のしやすさでは数あるコンパクトSUVの中でトップレベルです。
一方で、内装の質感や安全運転支援システムの内容はライバルに見劣りします。
パワートレインは決して悪くないものの、独特な変速フィールに好き嫌いが分かれるでしょう。
このようにエスクードは長所・短所が合い半ばし、万人向けとは言い難いものの、人と違ったクルマに乗りたい向きには良い相棒になるはずです。
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