ルーテシアの長所・短所を徹底検証!!

ルーテシアは、輸入Bセグメントコンパクトカーの定番モデルのひとつです。
しかし、Bセグメントは強力なライバルが目白押しなので、ルーテシアの立ち位置が気になるところではないでしょうか?
ここではルーテシアはライバル車と比べてどこがいいのか、どこがダメなのかを徹底評価しますので、購入時の参考にどうぞ。
■ ルーテシアのここがイイ!!
まず、ルーテシアのここがいい!というポイントについて解説します。
■ 洗練された外装デザイン

ルーテシアの外装デザインは、先代のイメージを踏襲しているので新鮮味には欠けます。
しかし、そのフォルムは非常に洗練されていて、美しいと形容できるものです。
同じフランス車のプジョー・208はどちらかと言えば個性が強い方ですし、シトロエン・C3に至っては全身アバンギャルドの塊です。
ルーテシアは、これらライバル車と比べ癖のないデザインにまとめられているので、より万人受けすることは間違いありません。
■ 同価格帯のライバルを凌駕するパワートレイン

日本に導入されているルーテシアのガソリン車は、1.3L直4ターボエンジンと7速EDC (デュアルクラッチ式AT) が搭載されています。
エンジンのスペックは最高出力131ps・最大トルク24.5kg・mと、実用的コンパクトカーとしてはなかなか強力。
ライバルに目を向けると、1.2L直3ターボエンジン搭載のプジョー・208は最高出力100ps・最大トルク20.9kg・m、1L直3ターボエンジン搭載のフォルクスワーゲン・ポロは最高出力95ps・最大トルク17.9kg・mというスペックなので、ルーテシアの優位は明らかです。
ルーテシアのエンジンは、低中速トルクの力強さや高回転域の伸びにおいてライバルに勝っています。
もちろん絶対的な加速性能も群を抜いていて、0-100km/h加速は208やポロが11秒前後なのに対し、ルーテシアは9秒ジャストという俊足ぶりです。
動力性能を重視したいがホットハッチまでは必要ない、という場合はルーテシアを最有力候補にあげるべきでしょう。
またライバル車が3気筒なのに対し、ルーテシアは回転バランスの良い4気筒なので振動が少なく、快適性でも勝ります。
そして、輸入コンパクトカーとして唯一フルハイブリッド「E-TECHハイブリッド」が設定されていることも、ルーテシアのメリットです。
F1で培った技術を導入したルノー独自のハイブリッドシステムで、独創的な構成になっています。
ガソリン車に引けを取らない動力性能と、自然なドライバビリティ、そして25.2km/Lという輸入車トップのカタログ燃費が魅力です。
■ 優れた斜め前方視界
ルーテシアのフロントドアウィンドウには、コンパクトカーには珍しい三角窓が設けられているのが特徴です。

この三角窓の存在に加え、ドアミラーがドア本体に取り付けられているため、ルーテシアは斜め前方の死角が少なくなっています。
ライバル車の多くは三角窓がなかったり、ドアミラーがAピラーの付け根に取り付けられているため、死角が大きめです。
そのため、交差点で右左折する際にドアミラーの死角に歩行者が隠れてしまう可能性があります。
安全に右左折できるという点で、ルーテシアは申し分ありません。
■ 広く使い勝手のいい荷室

ルーテシアの後席使用時の荷室容量は391Lあり、Bセグメントコンパクトカーとしては最大の大きさを誇ります。
フォルクスワーゲン・ポロが351L、シトロエン・C3が300L、プジョー・208が265Lですから、いかにルーテシアの荷室が広いかが分かるでしょう。
機能面でも気が利いていて、着脱式のラゲッジフロアボードを下段にセットすれば、背の高い荷物を積む時に重宝します。
また、上段にセットして6:4分割可倒式の後席を折りたためば、ほぼフラットな荷室スペースが出現する点もメリットです。

荷物を沢山積む機会が多いけれどCセグメント車では大き過ぎるという場合、ルーテシアは良い選択肢になるでしょう。
■ 充実した快適装備
ルーテシアはライバル車と比較し、快適装備が充実しています。
ポロや208ではLEDヘッドランプは中級グレード以上でないと装備されず、C3に至ってはLEDヘッドランプ自体の設定がありません。
それに対し、ルーテシアは全車にLEDヘッドランプを標準装備。

またポロではメーカーオプション、208では中級以上に装備されるデジタルメーターも、ルーテシアは全車標準装備です。

さらにルーテシアは全車にステアリングヒーターが標準装備されますが、ライバル車には設定がありません。
このように、快適装備の充実ぶりではルーテシアはライバル車を圧倒しています。
■ ライバルに勝る運転支援装備
ルーテシアは快適装備だけでなく、運転支援装備もかなり充実しています。
例えば、先行車に自動追従走行するアダプティブクルーズコントロールが全車に標準装備されるのは、輸入Bセグメントコンパクトカーではルーテシアのほかにミニがあるだけです。
また、障害物に接近するとアラーム音で注意を促すパーキングセンサーが全車のフロントとリアに標準装備される車種は、ルーテシアしかありません。

さらに廉価グレードを除き、車両の前後左右に搭載されたカメラの映像をディスプレイ画面に合成表示して駐車をサポートする「360°カメラ」が装備されます。
この手の駐車支援装備が用意される輸入Bセグメントコンパクトカーは、ほかにありません。
このように、ルーテシアの運転支援装備はかなり充実しています。
■ ルーテシアのここがダメ!
続いて、ルーテシアのダメなポイントについて解説します。
■ 斜め後方視界が悪い
ルーテシアはCピラーが太いので、斜め後方視界は褒められたものではありません。

ポロのようにCピラーが細く、リアクォーターウィンドウが備わる車種と比べるとバックする時に気を使います。
プジョー・208やシトロエン・C3にも同じような視界の欠点があるので、ルーテシアだけの問題点ではありませんが、駐車がしやすいクルマでないことは頭に入れておくべきです。
■ ホットハッチの設定がない
先代ルーテシアには「ルノースポール」と呼ばれる高性能版ホットハッチが設定されていましたが、現行モデルには現時点では設定がありません。
現行のルーテシアも十分以上の走行性能を持っていますが、あくまでも「実用車としては」という前書きが前提です。
速さを追求する人にとって、現行ルーテシアでは物足りなさは否めないでしょう。
■ ルーテシアは短所が非常に少ないクルマ!

ルーテシアは外装デザインが魅力的で、走る・曲がる・止まるの基本性能も優秀です。
また装備も充実しているので、輸入コンパクトカーとしてはお買い得な1台となっています。
欠点は少なく、それも致命的なものではないので、買った後の満足度も高いはずです。
現時点で、ルーテシアは輸入Bセグメントコンパクトカーのイチ押しモデルと言えます。
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