マツダ2の長所・短所を徹底評価!!

2019年9月のマイナーチェンジにより、デミオ改め輸出モデルと同じ車名となったマツダ2。
同時に改良も図られたマツダ2ですが、長所だけでなく短所もあります。
ここではマツダ2はライバル車と比べてどこがいいのか、どこがダメなのかを徹底評価しますので、購入時の参考にどうぞ。
■ マツダ2のここがイイ!!
まず、マツダ2のここがいい!というポイントについて解説します。
■ 色褪せない外装デザイン

マツダ2の外装デザインは、デミオとして2014年にデビューしてして以来大きくは変わっていませんが、いまだ色褪せていません。
「鼓動」をモチーフにした躍動的なフォルムは、いま見ても魅力的です。
アグレッシブな中にも上品さが感じられる点は、マツダのデザイン力の賜物でしょう。
■ 魅力的なパワートレイン

マツダ2のエンジンは1.5Lガソリンと1.5Lクリーンディーゼルの2種類。
特に魅力的なのは、ライバル車には設定のないクリーンディーゼルです。
ガソリンエンジンにはない強力な中低速トルクを生かした力強い加速感は、大きなメリットになっています。
回転の頭打ちが早く、決してスポーティではないのですが、普段使いでアクセルをあまり踏まなくても流れに乗って走れるのは魅力です。
また、クリーンディーゼルの影に隠れがちですが、ガソリンエンジンの完成度もなかなかのもの。
トルク感ではクリーンディーゼルに及びませんが、回転のスムーズさや高回転の伸びでは上回り、気持ちのいいフィーリングが楽しめます。
それと、オートマがCVTではなく6速トルコン式であることも、マツダ2の魅力にあげていいでしょう。
CVTにありがちなラバーバンドフィーリングとは無縁で、MTに近いダイレクト感が味わえます。
またクリーンディーゼル車、ガソリン車とも各グレードに6速MTが設定されていることも、マニュアル好きにとっては見逃せないポイントです。
このようにエンジンだけでなく、組み合わせられるトランスミッションもマツダ2の魅力になっています。
■ 優れたハンドリング
デミオ時代からハンドリングには定評がありましたが、マツダ2にマイナーチェンジされてから一層磨きがかかっています。
特にキビキビ感を演出しているわけではないのですが、切れば切っただけ曲がる正確さと、オンザレール感覚の安定性が持ち味です。
こうしたハンドリングの良さは、ハンドル操作量に応じてエンジントルクを制御するマツダ独自の技術、G-ベクタリングコントロール プラスも効いています。
ただ、エンジンの重いクリーンディーゼル車はカーブで旋回の軌道が少し膨らむので、ワインディング走行を楽しみたいならノーズの軽いガソリン車を選んだほうがベターです。
■ 理想的なドライビングポジション

ホイールベースの短いコンパクトカーは運転席の足元にホイールハウスが張り出してしまうので、どうしてもペダルが若干左寄りになってしまいがちです。
しかし、マツダ2にそれは当てはまりません。
ドライビングポジションにこだわりのあるマツダは、マツダ2のフロントタイヤを運転席から遠い位置に追いやることで、理想的なペダル配置を実現しています。
自然なドライビングポジションで運転できるため、ロングドライブでも不当に疲れることがありません。
また、足を真っすぐ伸ばしたところにあるのがアクセルペダルではなくブレーキペダルなので、ペダルの踏み間違いによる暴走が起こりにくいこともメリットです。
さらに、吊り下げ式のアクセルペダルが主流になっている中、マツダ2は踏み心地のいいオルガン式を採用している点もメリットにあげられます。
■ 4WD車の性能の高さ

マツダ2にはFF車のほかにアイ・アクティブAWDと呼ばれる4WD車も設定されていますが、その性能はコンパクトカーの4WD車としてトップレベルを誇ります。
ライバル車の4WDは、通常はFFで走行し、前輪の空転を検知すると4WD走行に移行するシステムが主流です。
4WDに切り替わる際に一瞬のタイムラグが生じるので、クルマの動きやフィーリングに不自然さが発生してしまうことがあります。
しかしマツダ2の4WD車は、通常はFFで走行する点は同じですが、前輪が空転する予兆を検知すると、つまり実際に空転する前から4WD走行に切り替わるのが特徴です。
そのためクルマの動きやフィーリングに不自然さがなく、走行性能も上をいきます。
雪国でコンパクトカーを選ぶ場合は、マツダ2の4WD車を有力候補にあげるべきです。
また、乾燥した路面でも4WDの恩恵にあずかれ、高い走行安定性が得られるので、雪がほどんど降らない地域でも積極的に4WD車を選ぶ価値があります。
■ マツダ2のここがダメ!
続いて、マツダ2のここがダメというポイントについて解説します。
■ 狭い後席スペース

マツダ2は、ドライバーがベストなポジションで運転できることを優先した設計なので、その分後席スペースにしわ寄せが出てしまっています。
マツダ2の後席スペースはコンパクトカーの中でも狭い方で、大人が座るとひざ元のスペース、頭上のスペースともあまり余裕はありません。
後席に大人を乗せる機会が多い場合は、マツダ2以外の車種も検討した方がいいでしょう。
■ クリーンディーゼル車のガラガラ音
マツダ2のクリーンディーゼルエンジンは、強力なトルクと引き換えにディーゼル特有のガラガラ音を我慢しなければなりません。
大昔のディーゼル車ほどうるさくはありませんが、アイドリング時と加速時の音はガソリン車より大きく、それなりに気になるレベルです。
巡行に入ってしまえばガソリン車と区別が付かなくなるほど静かになりますが、ゴー・ストップの多い街乗りでは音が気になってしまいます。
■ 収納が少ない
マツダ2はライバル車と比べ収納が少なめです。
運転席まわりの収納といえばコンソールトレイくらいしかないので、物の置き場に困ることもあるでしょう。
また、後席にいたってはドリンクホルダーすらなく、乗員はドリンクを手で持ち続けていなければなりません。
マツダ2の後席はスペースの狭さも相まって、ロングドライブ用途には適していません。
■ ナビの選択肢がない

通常は複数の純正カーナビがオプション設定されているものですが、マツダ車の場合はナビゲーション用SDカードプラスが唯一の選択肢となります。
マツダ2の場合も例外ではなく、カーナビを付けたい場合はこのナビゲーション用SDカードプラスを注文するしかありません。
これは、廉価グレード以外に標準装備されるアクティブ・ドライビング・ディスプレイにSDカードを挿入することで、ナビ機能がプラスされるもの。
もしナビとしての性能・機能が高ければまだいいのですが、お世辞にも性能や機能がいいとは言えないのが泣き所です。
社外品のナビを付けたくても適当な設置場所がないので、どうしても性能がイマイチのナビゲーション用SDカードPLUSで妥協せざるをえません。
■ マツダ2は短所を割り切れるなら満足できる

マツダ2は、パワートレインやハンドリングなどクルマとしての基本性能が大変優れています。
一方で、後席の狭さやナビの選択肢がないといった短所も。
ほとんど前席しか使わず、ナビはとりあえず使えればいい、あるいはスマホのナビアプリで代用するから不要というのなら、マツダ2はとても魅力的な選択肢になります。
逆に後席を使う機会が多い人や、好きなナビを付けたい人などにはマツダ2は不向きです。
マツダ2は長所・短所がハッキリしているので、その人の使い方次第でいいクルマにもダメなクルマにもなります。
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