マツダ3ファストバックの長所・短所を徹底評価!!

先代のアクセラスポーツから大きく進化を遂げた、マツダ3ファストバック。
しかし、そんなマツダ3ファストバックも長所ばかりとはいかず、短所もあります。
ここではマツダ3ファストバックはライバル車と比べてどこがいいのか、どこがダメなのかを徹底評価しますので、購入時の参考にどうぞ。
■ マツダ3ファストバックのここがイイ!!
まず、マツダ3ファストバックのここがいい!というポイントについて解説します。
■ 美しい外装デザイン

マツダ3ファストバックの長所としてまずあげられるのが、外装デザインの美しさです。
2020年のワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤーに輝くなど、そのデザイン性の高さは海外でも認められています。
特にボディ後半部分の流麗なシルエットは秀逸で、ハッチバック車でありながらクーペのようなカッコよさがあります。
もちろんデザインの好みは主観の問題になりますが、マツダ3ファストバックは多くの人が美しいと思うのではないでしょうか?
■ 好みで選べるパワートレイン
マツダ3ファストバックには1.5Lガソリン自然吸気、2Lガソリン自然吸気、1.8Lディーゼルターボ、そして2Lガソリンマイルドハイブリッド+スーパーチャージャーの「スカイアクティブX」の4種類のエンジンが用意されています。
ライバルのエンジンの種類を見ると、カローラスポーツとインプレッサスポーツは2種類、シビックハッチバックは1種類しかありません。
自分のニーズに合ったエンジンを選べる点は、マツダ3ファストバックの長所にあげていいでしょう。
特に究極の内燃機関を目指して開発されたスカイアクティブXは、クルマ好きのハートに刺さるはず。

スカイアクティブXは絶対的なパワーはそれほどでもありませんが、気持ちのいい吹け上がりやエンジン音などが魅力です。
このスカイアクティブXの設定だけでも、マツダ3ファストバックの存在感を高めています。
■ 充実した安全運転支援システム

マツダ3ファストバックは全車に安全運転支援システムのアイ・アクティブセンスが標準装備されますが、その機能の数はグレードにより11~14種類。
ライバル車の安全運転支援システムの機能に目を向けると、カローラスポーツは6~7種類、シビックハッチバックは7種類、インプレッサスポーツは9種類なので、マツダ3ファストバックの多機能さが際立ちます。
特に注目に値するのは、車線変更をサポートするブラインドスポットモニタリングと、バックでの出庫をサポートする後側方接近車両検知が全車に標準装備されることです。
ライバル車の場合は、この2つの装備はオプション扱いか、もしくは設定自体がありません。
さらにマツダ3ファストバックならではの機能として、交差点進入時に左右から接近する車両を検知してお知らせする前側方接近車両検知も、1.5L車をのぞく全車に標準装備されます。
このように、安全運転支援システムの充実ぶりはライバルの追従を許しません。
■ マツダ3ファストバックのここがダメ!
続いて、マツダ3ファストバックのここがダメというポイントについて解説します。
■ シャシー性能に及ばないエンジン性能

マツダ3ファストバックはシャシー性能が非常に高いため、ハンドリングも優れています。
しかし折角4種類も用意されているエンジンは、いずれもこうしたシャシー性能に対して力不足です。
もっともハイスペックなスカイアクティブXでさえ、シャシーの性能に若干負けています。
シャシー性能がエンジン性能に勝っているクルマは、誰もが安全に運転できるので決して悪いことではありません。
しかし運転の楽しさを存分に味わうためには、さらに高性能なエンジンも設定して欲しいものです。
■ スカイアクティブX搭載車の価格
スカイアクティブXは運転フィーリングが非常に魅力的なのですが、特別パワフルというほどではありません。
実際の加速性能でも、似たようなスペックを持つシビックハッチバックに劣っています。
このように、スカイアクティブXのパフォーマンスは誰をも満足させるまでのレベルには達していませんが、その割に価格が高額です。
スカイアクティブX搭載モデルの価格は約320万円~約369万円で、通常の2Lガソリンエンジン搭載車よりも70万円ほども高い設定になっています。
国産のライバル車で価格が300万円を超える車種はなく、価格競争力は低いと言わざるを得ません。
■ 乗り心地が硬い
マツダ3ファストバックはサスペンションが比較的ハードに設定されているので、乗り心は硬めです。
路面の良いところでは問題ありませんが、段差を乗り越えたときに比較的大きい突き上げ感があります。
操縦性と乗り心地を両立させるのは難しいものですが、マツダ3ファストバックは明らかに操縦性重視のセッティングです。
ソフトな乗り心地を望む人には、マツダ3ファストバックは向いていません。
■ 後席スペース、荷室スペースが狭い


マツダ3ファストバックは、3ナンバーハッチバック車の中でも比較的大柄なボディを持っていますが、その割に後席スペースと荷室スペースは決して広くありません。
後席は足元のスペース、頭上のスペースともあまり余裕はなく、しかもドアウィンドウが小さいので閉所感もあります。
荷室スペースも、大きく傾斜したリアウィンドウの影響でボディサイズの割に小さめです。
マツダ3ファストバックの荷室容量は334Lですが、ライバルのカローラスポーツの352L、シビックハッチバックの420L、インプレッサスポーツの385Lと比べ劣っています。
そのため、後席に大柄な人を乗せる場合や、沢山荷物を積む機会がある場合はマツダ3ファストバックは不向きです。
しかし、マツダ3ファストバックはパッケージングよりもデザイン性を重視した設計なので、仕方ない点でもあります。
■ ナビの選択肢がない

マツダ3ファストバックに限らず、マツダ車共通の欠点としてナビの選択肢がないことがあげられます。
もしナビが欲しい場合は、オプションの「ナビゲーション用SDカードPLUS」以外に選択肢がありません。
このオプションを選ぶことで、標準装備されるディスプレイをナビとして使うことができます。
しかし、これでナビとしての性能が高ければまだいいのですが、お世辞にも性能は高くありません。
また画面サイズも小さく、視認性がイマイチです。
社外品のナビを付けたくても適当な設置場所がないので、欠点の多いナビゲーション用SDカードPLUSで我慢せざるをえません。
■ マツダ3ファストバックは短所を割り切れるなら満足度が高い

マツダ3ファストバックは、外装デザインの美しさやハンドリングの良さ、充実した安全装備などが魅力となっています。
また、スカイアクティブXの設定もライバルに対するインパクトという点では十分です。
一方で、そのスカイアクティブXを含めエンジン性能がシャシー性能に負けていることや、乗り心地が硬いこと、室内スペースの狭さなど、それなりに欠点もあります。
デザインを最優先する人、速さを求めない人、むしろ硬めの乗り心地が好きな人、後席に人を乗せたり大きな荷物を積む機会が少ない人なら、マツダ3ファストバックに十分満足できるでしょう。
しかし、それ以外の人はほかの車種を検討した方がいいかもしれません。
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