N-BOXの長所・短所を徹底評価!!

軽スーパーハイトワゴンのベストセラー街道を突っ走るN-BOX。
売れているだけあって、N-BOXにはライバルにはない長所が沢山ありますが、意外な短所もあります。
ここでは、N-BOXはライバルと比べてどこがいいのか、どこがダメなのかを徹底評価しますので、購入時の参考にしてください。
■ N-BOXのここがイイ!
まず、N-BOXのここがイイ!というポイントについて解説します。
■ エンジンがパワフル

N-BOXのエンジンは、ノンターボ (自然吸気) とターボが設定されていますが、どちらも業界ナンバーワンのスペックを誇ります。
まずノンターボエンジンですが、そのスペックは最高出力58ps / 最大トルク6.6kg・mです。
N-BOXのライバルにはタント、スペーシア、デイズがありますが、それらはいずれも最高出力52ps / 最大トルク6.1kg・mというスペックになっています。
比較すると、N-BOXは最高出力で6ps、最大トルクで0.5kg・mも強力です。
N-BOXのノンターボエンジンは、ライバルより高い回転数で最高出力・最大トルクを発揮するため、主に中低回転域を使う街乗りでは、スペックの高さを実感できないかもしれません。
しかし、追い越しをかけるときや高速道路の合流時など、エンジン回転が高まるケースでN-BOXのエンジンは本領を発揮します。
ターボまでは必要ないけれど、どんな状況でもなるべくストレスなく走りたいという場合は、N-BOXのノンターボ車を有力候補にあげるべきです。
そして、N-BOXはターボエンジンのスペックも優れています。
最高出力こそ自主規制のためライバルと同じ64psですが、最大トルク10.6kg・mは、ライバルより0.4~0.6kg・m大きい数値です。
しかも最大トルクをライバル車よりも低い回転数から発生するため、出足から力強く加速します。
高速道路や山道で元気に走りたいなら、軽スーパーハイトワゴンの中ではN-BOXのターボ車が最強といえるでしょう。
■ 乗り心地がいい
N-BOXのような背の高いスーパーハイト系モデルは、カーブを曲がるときの安定性を高めるため、サスペンションを固めに設定する必要があります。
そのため、どうしても乗り心地は固くなりがちです。
しかし、N-BOXにはそれが当てはまりません。
N-BOXはサスペンションのセッティングが巧みで、カーブでの車体の傾きを抑えながら、軽スーパーハイトワゴンとは思えないほど快適な乗り心地を実現しています。
段差を乗り越えたときもガツン!とくるショックが少なく、乗員が不快感なくすごせるのは、N-BOXの大きな長所です。
■室内が静か
室内の静かさも、N-BOXの魅力のひとつです。
遮音材や吸音材が十分に使用されているため、軽自動車とは思えないほど静かな室内環境を実現しています。
特に、下回りから侵入するロードノイズの遮音がピカイチで、ライバル車よりもワンランク上の静粛性を実現しています。
■ メーターが見やすい

N-BOXのメーターはアウトホイールメーターといって、ステアリングホイール越しにメーターを見るデザインを採用しています。
一般的なタイプのメーターと比べ、視線の移動量が少ないのがメリットです。
視線の移動量が少なければ、それだけ前方に注視して走れるため、安全性につながります。
■ 視界が抜群にいい

一般的に、軽スーパーハイトワゴンはガラス面積が大きいため視界が良く、周囲の安全確認が容易です。
そんな中でも、N-BOXは特に視界が優れています。
特筆できるのは斜め前方視界で、Aピラー (フロントピラー) がライバル車よりも細いうえ、角度も立っているため、死角がとても少ないのが特徴です。
そのため、よほどボンヤリしていない限り、交差点で横断中の歩行者を見落としてしまうことはないでしょう。
■ 自動ブレーキの性能が高い


N-BOXは全車に自動ブレーキ (衝突被害軽減ブレーキ) が装備されますが、その性能はライバル車より優れています。
タント、スペーシア、ルークスの自動ブレーキの検知対象は車両と歩行者ですが、それに対しN-BOXは昼間の自転車横断者も検知可能です。
衝突事故を起こしてしまうリスクは、N-BOXが一番低いことは間違いありません。
■ 多彩なシートアレンジ

軽スーパーハイトワゴンの中でも、シートアレンジの多彩さではN-BOXが文句なしにナンバーワンです。
N-BOXのリアシートは、座面をチップアップして (跳ね上げて)、後席スペースを荷室スペースとして使える機能を持っています。
このスペースにベビーカーを積んだり、観葉植物など高さのある荷物を積んだりできるので、とても便利。
このチップアップ機能を持っているのは、N-BOXだけです。
ほかの車種だと、荷室に荷物がいっぱい積んであるためベビーカーが積めなくて困った・・・というケースがあるかもしれませんが、N-BOXならそんな心配はありません。
■ 快適装備が充実

室内環境を快適に保つための装備が充実しているのも、N-BOXの長所のひとつです。
まずあげられるのが、全車に360°スーパーUVカット&IRカットガラスを採用していること。
スーパーUVカットは、日焼けの要因となる有害な紫外線を約99%カットする機能、IRカットは、室温上昇の要因となる赤外線を約70~80パーセントカットする機能です。
N-BOXは、すべてのガラスにこの2つの機能が付いています。
それに対しライバル車は、リアドアガラスやリアガラスには紫外線を約90%カットするUVカット機能しか付きません。
後席に乗せた人のことも考えるなら、N-BOXがおすすめです。
また上級グレードのエアコンには、空気清浄効果や脱臭効果、お肌を美化する効果がある「プラズマクラスラー技術」が採用されていますが、これもN-BOXだけの装備です。

さらに中級グレード以上のシートには、アレルゲン物質やウイルスを不活性化する「アレルクリーンプラスシート」を採用。

これもまたN-BOXにしかない装備で、ライバルに差をつけます。
■ 荷室の使い勝手がいい

N-BOXはライバル車よりも荷室フロアが低く (FF車で47cm)、バックドアから荷物を楽に積み込めます。
また、ライバル車のリアシートは背もたれを前に倒す機能しかないの対し、N-BOXは背もたれを前に倒したシートを、そのまま床下に格納する「ダイブダウン機構」を採用。
そのため、リアシートを倒した部分の荷室フロアもライバル車より低く、使い勝手がとても優れています。
■ N-BOXのここがダメ!
N-BOXのいいところを取り上げてきましたが、今度はN-BOXのダメなところを取り上げて解説します。
■ リアシートの座り心地が悪い

N-BOXのリアシートは、先ほど解説したようにダイブダウンやチップアップといった多彩なアレンジがメリットです。
一方で、そうしたシートアレンジの実現のため、座面のクッションがライバル車よりも薄くなっています。
そのため座り心地が悪く、短時間の乗車なら問題ありませんが、ロングドライブでは乗員から不満が出るかもしれません。
■ サイド&カーテンエアバッグが付かないグレードがある

側面衝突の際、前席の乗員の上半身を保護するのがSRSサイドエアバッグ、前席・後席の乗員の頭部を保護するのはSRSカーテンエアバッグです。
全幅の狭い軽自動車は乗員とドアの間隔が狭いため、普通車以上にSRSサイド&カーテンエアバッグの必要性が高いといえます。
しかしN-BOXは、SRSサイド&カーテンエアバッグがオプション扱いになっているグレード (標準車 L) や、オプション設定さえないグレード (標準車 G) があるのが問題です。
SRSサイドエアバッグは、タント、スペーシア、ルークスは全車に標準装備されていますし、SRSカーテンエアバッグもタントとルークスは全車標準装備になっています。
自社のクルマを買ってくれた大切なお客さんの命を守るためですから、たとえ価格がアップして売れ行きが少し落ちるとしても、全車に標準装備するべきです。
■ N-BOXは短所より長所が多い!

ここまで、N-BOXの長所・短所について解説してきました。
N-BOXは乗り心地やシートアレンジ、快適装備などライバル車よりも優れている点が多く、ベストセラーカーになっているのも納得できます。
多くの人にとって、N-BOXは買って後悔しないクルマです。
しかしリアシートの乗り心地に難があるので、万人におすすめとまではいきません。
後席に人を乗せてロングドライブする機会の多い人は、N-BOX以外の車種を検討した方がいいでしょう。
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