ソリオの長所・短所を徹底評価!!

スズキのプチバン、ソリオは扱いやすいサイズや手頃な価格などで人気を集めています。
そんなソリオの最大のライバルは、ダイハツ・トールとそのOEM版のトヨタ・ルーミーです。
ここでは、ソリオはトールやルーミーに対してどこが良くてどこがダメなのかを徹底評価します。
■ ソリオのここがイイ!!
まず、ソリオがトール / ルーミーに勝っている点について解説します。
■ パフォーマンスが高く燃費もいい
ソリオに搭載されるエンジンは、排気量1.2Lのノンターボです。
トール / ルーミーより排気量が約200cc大きく、ノンターボ同士の比較では最高出力で22ps、最大トルクで2.6kg・mも上回ります。

しかもソリオは車重がトール / ルーミーより100kg以上軽く、エンジンの負担が軽く済むこともメリットです。
当然ながら動力性能はトール / ルーミーのノンターボ車を圧倒、例えば静止から100km/hまでの加速には2/3ほどのタイムしか掛かりません。
さらにソリオは、Gグレードを除きモーター付のマイルドハイブリッドシステムを採用するため、燃費性能でも優位に立ちます。

トール / ルーミーは、ソリオには設定のないターボ車を選べばソリオと同等の加速力を発揮しますが、高額な上級グレードに限られるのが難点です。
それに加え、アクセルを踏み込んだときのターボラグが気になる、ソリオとの燃費の差がさらに広がるといったマイナス面も無視できません。
パフォーマンス面では、廉価なグレードを選んでも高い動力性能を発揮し、燃費もいいソリオがトール / ルーミーを凌ぐと言えるでしょう。
■ 乗り心地が良く静粛性も高い
ソリオはトール / ルーミーよりもサスペションの動きがしなやかで、乗り心地が優れています。
路面が荒れているとトール / ルーミーでは突き上げ感が出てしまいますが、ソリオでは快適性が大きく損なわれることがありません。
さらにソリオはロードノイズやエンジン音の遮音性が高く、車内の静かさでもトール / ルーミーを上回ります。
家族全員が快適に過ごせることが重要なミニバンとして、こうした点は大きなメリットになるでしょう。
■ 快適装備が充実している
ソリオがトール / ルーミーに勝る点のひとつに、快適装備があげられます。
例えば冬場の快適なドライブに欠かせないシートヒーターは、トール / ルーミーでは全車メーカーオプションとなるのに対し、ソリオはGを除く全車に標準装備です。
トール / ルーミーに設定されているシートヒーターと異なり、暖まるのは座面のみで背もたれは暖まりませんが、それでも多くのグレードに標準装備されること自体にメリットがあります。
さらに、後席に温風を直接届けるリヤヒーターダクトが全車に、室内の空気を循環させるスリムサーキュレーターが上級グレード (ハイブリッド MZ / バンディット ハイブリッド MV) に備わりますが、これらの装備はトール / ルーミーには設定がありません。


そのほかにも、ソリオにはアイドリングストップ中でもエアコンから一定時間冷風が出るエコクールが備わるなど、快適装備でトール / ルーミーに大きく差を付けます。
■ エアバッグが充実している
側面衝突時に乗員の頭部や上半身を保護するSRSサイド&カーテンエアバッグは、万が一のことを考えると是非とも欲しい装備です。
ソリオでは、このSRSサイド&カーテンエアバッグを全車に標準装備。

一方トール / ルーミーは、全車メーカーオプションとなってしまいます。
わざわざ追加料金を払ってまでエアバッグを充実させたいと考える人は多くないと思われるので、最初から必要なエアバッグがすべて備わるソリオの方がベターです。
■ ソリオのここがダメ!
続いて、ソリオがトールに劣る点を取り上げ解説します。
■ 予防安全装備が見劣りする
スズキの予防安全装備が、スズキセーフティサポートです。
ソリオにもスズキセーフティサポートが設定されていますが、全車に標準装備されるわけではありません。
ハイブリッド MXとGでは、スズキセーフティサポート非搭載車を選ぶことが可能になっています。
これからの時代、予防安全装備は必須と言っても過言ではありませんが、わざわざ予防安全装備が付かないグレードを設定しているのは問題です。
対するトール / ルーミーは全車に予防安全装備が備わるだけに、余計に気になってしまいます。
また、スズキセーフティサポートに含まれる自動ブレーキ (衝突被害軽減ブレーキ) は、トール / ルーミーのように夜間の歩行者を検知することができません。
予防安全装備の種類もトール / ルーミーより少なく、見劣りは明らかです。
■ 電動パーキングブレーキの設定がない
ソリオのパーキングブレーキは最近のトレンドになっている電動式ではなく、全車昔ながらの足踏み式を採用しています。
トール / ルーミーが一部グレードを除き電動パーキングブレーキを標準装備またはメーカーオプション設定しているのに対し、遅れている感は否めません。
電動パーキングブレーキはボタンひとつで操作できる利便性に加え、付随機能としてブレーキペダルから足を離してもブレーキが掛かり続けるオートブレーキホールド機能が備わるなど、メリットは絶大です。
パーキングブレーキが電動式か足踏み式かの違いは、アダプティブクルーズコントロールの使い勝手にも影響を与えます。
ソリオは停車保持が2秒しか効かないので、高速道路で渋滞に巻き込まれた場合は自分でブレーキペダルを踏み続けなければなりません。
トール / ルーミーの電動パーキングブレーキ装着車は、ブレーキペダルを踏むことなく停車し続けることができるので、足の疲労に大きな差が付いてしまいます。
現行ソリオはトール / ルーミーより後に登場しただけに、ここは非常に残念な点です。
■ 後席のヘッドレストが2人分しかない
ソリオはトール / ルーミーと同様、乗車定員が5名なので後席に3人座ることができます。
しかし、ソリオの後席はヘッドレストが2人分しか備わっていません。

中央部分にヘッドレストがないので、万が一追突されると中央席の乗員はむち打ち症になってしまいます。
対するトール / ソリオは、しっかりヘッドレストが3人分備わるので、安心して3名乗車が可能です。
後席に3人乗せる機会があるなら、ソリオは避けた方がいいでしょう。
■ 荷室の使い勝手が劣る
ソリオの荷室開口部はトール / ルーミーと比べ縦方向の寸法が10cm小さく、地上からの高さも約14cmも高いので、背の高い荷物や重い荷物の積載性で不利です。
また後席を折りたたんだときの荷室長は、トール / ルーミーより15cm短い寸法となります。
荷物を沢山積む機会の多い人は、こうしたソリオの欠点を知っておいた方がいいでしょう。
■ ソリオはトール / ルーミーより動力性能と快適性で有利

ソリオはトール / ルーミーと比較して、動力性能や燃費、乗り心地、快適装備などの点で勝っています。
一方で電動パーキングブレーキの設定がない、後席用ヘッドレストが2人分しかないなどのデメリットがあることも、無視できません。
安全性に関しては、予防安全装備で劣る代わりエアバッグの設定で勝るので互角と言えるでしょう。
総合的にそれぞれ一長一短あるものの、クルマの基本とも言える走りや快適性で優位に立つソリオに軍配を上げたいと思います。
ただし、後席に3人乗せる機会がある人はトール / ルーミーを選ぶべきです。
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