軽SUVの快適性を徹底比較!!
軽SUVのタフな雰囲気や、道を選ばない走行性能にひかれている人は多いと思います。
でも、普段使いでの乗り心地や快適装備の良し悪しも気になりますよね?
ここでは、人気の軽SUVの乗り心地や快適装備などを徹底的に比較していきますので、参考にしてくださいね。
乗り心地はハスラーがベスト!
比較する車種は、以下の3台です。
ダイハツ・タフト 1,353,000円~1,798,500円

スズキ・ハスラー 1,280,400円~1,823,800円

スズキ・ジムニー 1,555,400円~1,903,000円

まずはじめに、快適性に直結する乗り心地を比較してみましょう。
サスペンション形式を見ると、タフトとハスラーはフロントに独立懸架式を採用しています。
リアは2台とも2WD車が半独立懸架式、4WD車が固定軸式と、駆動方式により異なる形式を採用。
それに対し、ジムニーはフロント、リアとも固定軸式を採用する点が大きな違いです。
こうしたサスペンション形式の違いは、乗り心地の違いとして現れています。
タフトとハスラーの乗り心地は路面状態に極端には左右されず、おおむね快適です。
それに対し、4輪固定軸サスペンションのジムニーは路面のよい道路では問題ないものの、路面が悪いと横揺れが大きくなり快適性が損なわれてしまいます。
ジムニーは不整路での走破性を高めるため、あえて4輪固定軸サスペンションを採用しているので、ここはやむをえない点です。
タフトとハスラーを比べると、ハスラーが柔らかめな乗り心地なのに対し、タフトはやや硬めな乗り心地になっています。
舗装が荒れた路面ではハスラーが衝撃をうまく丸めてくれるのに対し、タフトはゴツゴツ感が出てしまうのが相違点。
多くの人は、ハスラーの乗り心地の方が好ましいと感じるでしょう。
そしてシートの座り心地も重要なポイントですが、前席の座り心地は3台とも良好です。
しかし、後席の座り心地には差があります。
一番座り心地が優れているのは、クッションに適度な弾力性があり、リクライニング機構も付くハスラーです。

タフトはクッションが硬めなことと、リクライニング機構がないことから、長距離ではハスラーより疲れるかもしれません。

ジムニーの後席はクッションが薄いうえ、背もたれの高さやシートの幅も不十分なので、座り心地は一番劣ります。

ジムニーの後席は、緊急用または子供用として割り切った方がいいでしょう。
乗り心地の評価 (5段階)
- ハスラー 4
- タフト 3.5
- ジムニー 3
静粛性はハスラーのターボ車がベスト!
車内の静粛性に関しては、3台とも外観のイメージより遥かに静かで快適です。
ただしタフトとハスラーはノンターボ車を選ぶと、加速時にエンジン回転がかなり高まるため、車内がそれなりに賑やかになってしまいます。
ターボ車では、2台ともそうした問題は起きません。
タフトとハスラーの比較では、タフトはCVTのヒュ~ンという高周波音が少し耳に付きます。
同じようにCVTを採用していていも、ハスラーの方がより静粛です。
また、ハスラーはアイドリングストップからのエンジン再始動時にキュルキュル音がしない点でも、タフトに差を付けます。
そしてジムニーですが、トランスミッションが4ATまたは5MTなので高速巡行時の回転数が高めです。
そのため、エンジン音はタフトやハスラーのターボ車と比べ大きめになります。
条件を揃えるためターボ車に限定して静粛性をランク付けすると、静かな順からハスラー 、タフト、ジムニーとなります。
静粛性の評価 (5段階)
- ハスラー 4
- タフト 3.5
- ジムニー 3
室内の広さもハスラーがナンバーワン!
室内で快適に過ごすためには、室内の広さも無視できないポイントになります。
ここでは、3台の室内寸法を比較してみました。
項目 / 車名 | タフト | ハスラー | ジムニー |
---|---|---|---|
室内長 (mm) | 2,050 | 2,215 | 1,795 |
室内幅 (mm) | 1,305 | 1,330 | 1,300 |
室内高 (mm) | 1,270 | 1,270 | 1,200 |
まず室内長も見ると、もっとも長いのはハスラーです。
同じようなパッケージングのタフトより165mmも長いのは、タフトにはない後席スライド機構とリクライニング機構を持っているから。
後席を一番後ろまでスライドさせ、背もたれを目いっぱいリクライニングさせれば、荷室スペースが狭くなるのと引き換えに室内スペースが広くなる、というカラクリです。
後席を一番後ろまでスライドさせたときのハスラーの後席足元スペースは、リムジン顔負けと言えるでしょう。
では後席を一番前までスライドさせたらどうなるかというと、それでも足元スペースは決して窮屈にはなりません。
次にタフトですが、後席にスライド機構がないため位置は固定となるものの、後席の足元スペースは十分です。
ジムニーの室内長はこの2台と比べ、かなり短い寸法です。
こうした室内長の短さは、後席スペースに影響を及ぼしています。
足元のスペースに余裕はなく、体格によってはヒザが背もたれに付いてしまうかもしれません。
そして室内高に関しても、ジムニーが一番低い数値になっています。
ハスラーやタフトは、前後席とも頭上の空間にタップリと余裕があるので、大柄な人でも大丈夫です。
それに対し、ジムニーは前席は問題ありませんが、後席に大柄な人が乗ると頭上のスペースはぎりぎりになります。
居住性の評価 (5段階)
- ハスラー 5
- タフト 4.5
- ジムニー 3
快適装備でもハスラーがリード!
クルマの室内で快適に過ごすには、快適装備が充実していることも重要なポイントになります。
3台にはどのような快適装備が付くのか、比べてみましょう。
機能 / 車名 | タフト | ハスラー | ジムニー |
---|---|---|---|
フルオートエアコン | 〇 | 〇 | △ |
蓄冷エバポレーター | × | 〇 | × |
リアヒーターダクト | △ | 〇 | × |
運転席・助手席シートヒーター | △ | 〇 | △ |
スーパーUVカット+IRカット機能付フロントドアガラス | △ | △ | × |
〇:全車に標準装備
△:グレード別装備
×:設定なし
■空調機能はハスラーが充実
まず空調関連を比べてみると、室温を自動で保つフルオートエアコンはタフトとハスラーは全車標準装備です。
ジムニーは最廉価グレードのXGを選んだ場合、エアコンは機能性の劣るマニュアルタイプとなります。
また、アイドリングストップ時にも冷風が出る蓄冷エバポレーターが装備されるのは、ハスラーのみです。
タフトは蓄冷エバポレーターが付かないので、夏場のアイドリングストップ中は暑さを我慢しなければなりません。
ジムニーはアイドリングストップ機構そのものがないので、蓄冷エバポレーターがなくても問題なしです。
そして、後席にエアコン暖房の温風を直接届けるリアヒーターダクトは、ハスラーのみ全車に装備されます。
タフトは4WD車のみの装備で、ジムニーはリアヒーターダクトの設定自体がありません。
空調関連の機能では、ハスラーがダントツということになります。
■ シートヒーターはハスラーのみ全車標準装備
シートを直接暖めるシートヒーターは、冬場の快適なドライブに欠かせません。
運転席・助手席のシートヒーターが全車に装備されるのは、3台のうちハスラーだけです。

タフトとジムニーは、最廉価グレードにはシートヒーターが装備されません。
この点だけをみると、ハスラーが一番シートヒーターが充実しているように思えますが、実はそうとも言えないのです。
ハスラーやジムニーなど、スズキの軽自動車のシートヒーターは座面しか暖まらない欠点があります。
それに対し、タフトのシートヒーターは背もたれも暖まるので、快適性がワンランク上です。

寒冷地で使うなら、ハスラーやジムニーよりタフトの方が快適なことは間違いありません。
つまり最廉価グレード同士の比較なら、シートヒーターが付かないタフトよりも、とりあえずシートヒーターが付くハスラーがベター。
一方、中級グレード以上同士の比較では、シートヒーターの機能性が優れているタフトの方が良いということになります。
しかし空調関連とシートヒーターを総合した評価では、ハスラーが一歩リードしていると言えるでしょう。
またフロントドアガラスの機能では、タフトとハスラーの上級グレードには紫外線を約99%カットするスーパーUVカット機能と、赤外線を有効にカットするIRカット機能が付きます。

ジムニーだけは、どのグレードにもスーパーUVカット機能やIRカット機能が付きません。
快適装備の評価 (5段階)
- ハスラー 5
- タフト 4
- ジムニー 2.5
快適性の総合評価はハスラーがナンバーワン!
ここまで、軽SUV車3台の乗り心地や静粛性、室内スペース、快適装備について比較してきました。
4つの項目の得点を合計すると、以下のようになります。
快適性の総合評価 (20段階)
- ハスラー 18
- タフト 15.5
- ジムニー 11.5
総合的な快適性では、ハスラーがナンバーワンとなりました。

ハスラーはすべての要素でトップに立っているので、圧勝と言えます。
タフトも十分な快適性を備えているものの、ハスラーには及びません。
ジムニーはクルマの方向性が違うので仕方ない面もありますが、評価は3台中ワーストになってしまいます。
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