トールとソリオの快適性を徹底比較!!

トールとソリオのどちらを選べばいいのか、迷っている人は多いと思います。
ファミリーカーとして使われるミニバンなので、快適性は選択の重要なポイントになるでしょう。
ここでは、トールとソリオの快適性を様々な観点から徹底的に比較していきますので、購入時の参考にどうぞ。
乗り心地はソリオの方が快適!
ダイハツ・トール 1,556,500円~2,090,000円

スズキ・ソリオ 1,515,800円~2,148,300円

まずはじめに、快適性を大きく左右する乗り心地を比較します。
トールは足回りが硬めで路面の凹凸を上手くいなすことができず、快適性はイマイチです。
特に15インチタイヤを履くカスタムGターボは突き上げ感が強く出るので、乗り心地を優先するなら14インチタイヤ装着グレードの方がベターです。
ソリオはトールよりもサスペションのセッティングがソフトで、路面が荒れていても乗り心地は概ね快適。
14インチタイヤを履く最廉価グレードGと、15インチタイヤを履くグレードとの乗り心地の差は少なく、どちらも満足のいく乗り心地です。
乗り心地に関しては、間違いなくトールよりもソリオの方が優れています。
静粛性もソリオの勝ち!
車内の静粛性に関しても、ソリオの方が勝っています。
現行ソリオは先代より静粛性が大幅にアップし、車格がワンランク上がったかのよう。
ロードノイズ、エンジン音の遮音性とも十分で、車内は平和に保たれます。
また、マイルドハイブリッドモデルにはアイドリングストップ機構が付きますが、エンジン再始動時にキュルキュル音がしない点もメリットです。
一方、トールはソリオと比較して車内がノイジーで、いかにも大衆車然としています。
特に気になるのがロードノイズで、路面状態が悪いと騒々しいと表現できるレベルに。
さらに、アイドリングストップからの再始動時にキュルキュル音が出てしまう点もマイナス要素です。
また、4気筒エンジン搭載のソリオに対し、回転バランスの劣る3気筒エンジンを搭載するトールは振動面でも劣っています。
室内の広さに大差はなし
室内で快適に過ごすためには、室内空間の広さも重要なポイント。
ここで、2台の室内寸法を比較します。
項目 / 車名 | トール | ソリオ |
---|---|---|
室内長 (mm) | 2,180 | 2,500 |
室内幅 (mm) | 1,480 | 1,420 |
室内高 (mm) | 1,355 | 1,365 |
まず室内長を見ると、ソリオの方が320mmも長い数値になっています。
ソリオはトールよりボディの全長が90mmほど長いとは言え、室内長でこれほど差が付くのは不自然です。
2台とも後席スライド機構を持っていますが、採寸時の後席の位置がダイハツとスズキでは違う可能性があります。


ちなみに、後席を一番後ろにスライドさせた状態で後席の足元スペースを比較すると、2台にはほとんど差はありません (どちらも十分過ぎるスペースを確保) 。
前席の足元スペースも同等なので、室内長がこれだけ違うのはやはり採寸方法の問題なのでしょう。
一方、室内幅は逆にトールの方が60mm大きい数値です。
トールはソリオと比べボディの全幅が25mm広いため、これは当然の結果とも言えます。
この差は、後席に3人乗った時の窮屈さの違いとなって現れます。
さらにソリオは中央席にヘッドレストがないのに対し、トールはきちんと3人分のヘッドレストが備わることを考えれば、後席に3人乗せる機会があるならトール一択です。
ただし後席に1~2名しか乗らないなら、センターアームレストが備わるソリオ (※Gを除く) の方がくつろげます。
最後に室内高ですが、ボディの全高が10mm高いソリオがその分大きい数値です。
この差は頭上スペースの差として現れていますが、そもそもトールも十分過ぎるほどの頭上スペースがあるので、気にするほどの問題ではありません。
総合的な室内スペースは2台に大きな差はありませんが、後席に3人乗せる機会があるなら、ヘッドレストの件もあるのでトールがおすすめです。
快適装備はソリオの圧勝!
車内で心地よく過ごすためには、快適装備が充実していることも重要なポイント。
ここでトールとソリオにはどのような快適装備が付くのか、比べてみましょう。
機能 / 車名 | トール | ソリオ |
---|---|---|
フルオートエアコン | △ | 〇 |
蓄冷エバポレーター | × | △ |
リヤヒーターダクト | × | 〇 |
サーキュレーター | × | △ |
運転席・助手席シートヒーター | ▲ | △ |
〇:全車に標準装備
△:グレード別装備
▲:メーカーオプション
×:設定なし
■空調機能はソリオが充実
まず空調機能を比べてみると、ソリオは室温を自動で保つフルオートエアコンを全車に標準装備です。
一方トールは、最廉価グレードのGを選ぶと機能性の劣るマニュアルエアコンになってしまいます。
G以外のグレードはフルオートエアコンが装備されるものの、グレードで差別しないソリオが一歩リードと言えるでしょう。
またソリオのハイブリッドモデルには、アイドリングストップ時にも冷風が出る蓄冷エバポレーターが装備されます (※純ガソリン車はアイドリングストップ機構なし)。
これに対しトールは蓄冷エバポレーターが付かないので、夏場のアイドリングストップ中は暑さを我慢しなければなりません。
さらにソリオには、後席にエアコンの温風を直接届けるリヤヒーターダクトが全車に標準装備されるほか、上級グレードには室内の空気を循環させるサーキュレーター (スリムサーキュレーター) も装備されます。


このように、空調関連の機能ではソリオがトールを圧倒的に凌駕します。
■ シートヒーターはソリオのみ標準装備グレードあり
シートを直接暖めるシートヒーターは、冬場の快適なドライブに欠かせない装備です。
ソリオの場合、Gを除く全車に運転席・助手席シートヒーターが標準装備されます。
一方トールは、運転席・助手席シートヒーターが標準装備されるグレードはなく、全車メーカーオプション扱いです。
この点だけを見ればソリオの方が優れているように感じられますが、実はソリオのシートヒーターには欠点があります。
それは暖まるのはシートの座面だけで、背もたれは暖まらないことです。

それに対しトールにオプション設定されているシートヒーターは、座面と背もたれの両方が暖かくなります。

シートヒーターのオプション価格は23,100~28,600円しますが、その出費を厭わなければトールの方が快適にすごせるわけです。
とは言うものの、快適装備の総合評価では間違いなくソリオがトールをリードしています。
快適性の総合評価はソリオがトールを圧倒!

ここまでトールとソリオを乗り心地や静粛性、室内スペース、快適装備といった項目で比較してきました。
すべての要素をトータルした快適性では、ソリオがトールを圧倒します。
乗り心地、静粛性、快適装備で明らかにトールをリードし、室内スペースも劣らないので優位は明らかです。
ただし後席のヘッドレストが2人分しか付かない欠点があるので、後席に3人乗る場合はソリオはおすすめしません。
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