トールとソリオの使い勝手を徹底比較!!

トールとソリオは、どちらもコンパクトなボディからは想像できない室内スペースの広さが魅力です。
しかし、2台の室内や荷室の使い勝手は同じではありません。
ここではトールとソリオの使い勝手を、様々な観点から徹底的に比較してみました。
シートアレンジを比較
ダイハツ・トール 1,556,500円~2,090,000円

スズキ・ソリオ 1,515,800円~2,148,300円

■ シートアレンジはトールが一歩リード
まずはじめに、2台のシートアレンジを比較してみましょう。
機能 / 車名 | トール | ソリオ |
---|---|---|
運転席・助手席フルリクライニング機構 | 〇 | 〇 |
後席左右独立スライド機構 | 〇 | 〇 |
後席分割可倒機構 | 〇※ | 〇 |
※:ダイブダウン機構付
運転席と助手席の背もたれを水平までフルリクライニングさせ、後席の座面とつなげる「フルフラットモード」は、トール、ソリオとも備わります。


フルフラットモードは、道の駅などにクルマを停めて車内でゆったり休憩したいときなどに重宝するでしょう。
後席のリクライニング角度には違いがあり、トールは70°、ソリオは56°なので、よりリラックスできるのはトールです。
次に後席スライド機構に関してですが、トール、ソリオとも左右独立でスライドすることができます。
後席に積む荷物の量や大きさに応じ、シート位置を調整できるのはとても便利です。


シートのスライド量はトールが240mm、ソリオが165mmとトールの方が大きく、使い勝手で若干リード。
そして後席の背もたれを左右分割で折りたたむ機能も、トール、ソリオとも備わります。


シートスライド機構、後席分割可倒機構ともトールは6:4分割、ソリオは5:5分割という違いがありますが、使い勝手に影響を与えることはほとんどないでしょう。
それよりも、トールの後席には床下に格納するダイブダウン機能が備わり、ソリオより低い荷室フロアを実現できる点に注目です。
操作が面倒で力が必要という欠点はありますが、ダイブダウン機能はやはりあった方が便利。
結論として、後席のシートスライド量やリクライニング角度で勝り、ダイブダウン機能も備わるトールがソリオを一歩リードしています。
収納の充実度を比較
この項目では、トールとソリオの収納を運転席、助手席、後席に分けて検証していきます。
■ 運転席の収納が豊富なのはソリオ
まず運転席の収納 (センター部も含む) を比べてみましょう。
収納 / 車名 | トール | ソリオ |
---|---|---|
ドリンクホルダー | 〇 | 〇 |
アッパーボックス | × | 〇 |
アンダートレー | × | 〇 |
センターボックス | 〇 | 〇 |
センターポケット | 〇 | × |
センターフロアトレイ | 〇 | × |
シートサイドポケット | × | 〇 |
オーバーヘッドコンソール | × | 〇 |
ボトルホルダー付ドアポケット | 〇 | 〇 |
〇:全車標準装備
×:設定なし
トールにあってソリオにはない収納は、センターポケットとセンターフロアトレイの2か所。
一方ソリオにあってトールにはない収納は、アッパーボックス、アンダートレー、シートサイドポケット、オーバーヘッドコンソールの4か所あります。
運転席側のトータルの収納は、トールが5か所、ソリオが7か所でソリオの方が豊富です。
トールでも通常は収納場所に困ることはないはずですが、持ち物の多い人にはソリオの方がいいでしょう。
■ 助手席の収納は僅かにソリオがリード
次に、助手席の収納を比較します。
収納 / 車名 | トール | ソリオ |
---|---|---|
ドリンクホルダー | 〇 | 〇 |
インパネトレイ | 〇 | 〇 |
グローブボックス | 〇 | 〇 |
ショッピングフック | 〇 | 〇 |
ボトルホルダー付ドアポケット | 〇 | 〇 |
助手席シートアンダーボックス | △ | 〇 |
〇:全車標準装備
△:グレード別装備
助手席側の収納は、トールがグレードにより5~6か所、ソリオが全車6か所です。
差が付くのは助手席シートアンダーボックスの設定で、ソリオは全車に標準装備されるのに対し、トールは最廉価グレードGに限りメーカーオプションとなります。

助手席シートアンダーボックスは、あるととても便利な収納なので、トールのGを購入する場合はオプションで付けておいた方がベターです。
■ 後席の収納はトールが充実
最後に後席の収納を比較してみましょう。
収納 / 車名 | トール | ソリオ |
---|---|---|
助手席シートバックポケット | △ | △ |
運転席・助手席シートバックテーブル | ▲ | × |
ボトルホルダー | 〇 | 〇 |
デッキサイドトリムポケット | 〇 | × |
※荷室スペースにあり
〇:全車標準装備
△:グレード別装備
▲:メーカーオプション
×:設定なし
後席の収納は、メーカーオプションを除けばトールが2~3か所、ソリオが1~2か所となります。
ボトルホルダーは2台とも備わりますが、デッキサイドのポケットはトールにしか付きません。

また、トールはオプションで軽食を取るときなどに重宝するシートバックテーブルが選べるのもメリットです。
ソリオは後席の収納が不十分で、この項目ではトールに軍配があがります。
■ 収納の総合評価は互角
収納の総数はトールが12~14か所、ソリオが14~15か所で、ソリオが一歩リードしています。
しかし、ソリオは前席の収納がトール以上に充実している一方で、後席の収納が不足気味です。
ミニバンは後席を使用する機会が多いはずですから、その意味ではトールの方が理にかなっているとも言えます。
総合評価はクルマの使い方に左右されるので、互角としておきましょう。
荷室は使い勝手、容量ともトールの勝ち!
最後は、荷室の使い勝手の比較です。
項目 / 車名 | トール | ソリオ |
---|---|---|
開口高 (mm) | 1,080 | 980 |
開口幅 (mm) | 1,077 | 1,075 |
後席使用時の荷室床面長 (mm) | 500~740 | 550~715 |
後席折りたたみ時の荷室床面長 (mm) | 1,540 | 1,390 |
荷室フロア高 (mm) | 527 ※ | 665 |
※:多機能デッキボード通常時は608mm


荷室開口部の大きさは、幅はほぼ同等ながら高さはトールの方が10cm大きい数値です。
さらに、荷室フロア高はトールの方が約14cm (デッキボード通常時で約6cm)低いので、荷物の積載性はトールの方が優れています。
荷室寸法に関しては、後席使用時は2台に大きな差はないものの、後席折りたたみ時はトールの方が15cmも長い寸法です。
荷室に関しては使い勝手、容量ともにソリオよりトールが優れています。
総合的な使い勝手はトールがリード!
ここまでトールとソリオについて、シートアレンジや収納、荷室の使い勝手について検証してきました。
これらをすべて含めたトータルの使いやすさでは、トールがリードしています。

シートアレンジと荷室の使い勝手、後席の収納でソリオに勝るので、トールに軍配をあげました。
ソリオは前席の収納はトールより豊富ですが、それ以外の項目で見劣りしてしまいます。
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