輸入コンパクトSUVの快適性を徹底比較!!

輸入車の中で最近にわかに注目度が高まっているカテゴリーが、コンパクトSUVです。
購入を検討している人も少なくないと思いますが、快適性がどうなのか気になるところではないでしょうか?
ここでは輸入コンパクトSUVから4台をピックアップし、乗り心地や快適装備などを徹底的に比較しますので参考にどうぞ。
乗り心地が一番いいのはキャプチャー
比較する車種は、以下の4台です。
フォルクスワーゲン・T-クロス 2,925,000円~3,574,000円
ルノー・キャプチャー 3,190,000円~3,890,000円
プジョー・2008 3,413,000円~5,514,000円
フィアット・500X 3,420,000円~3,980,000円
まず4台の乗り心地を比較します。
4台の中でサスペンションの動きが一番しなやかなのが、キャプチャーです。
路面の凹凸をうまく吸収し、フラットかつ重厚な乗り心地を実現しています。
同じフランス車でも、2008は少し硬さを感じさせる乗り心地になっています。
とは言え、キャプチャーより扁平率の低い (エアボリュームの大きい) タイヤが路面からの衝撃を吸収してくれるので、不快と言うわけではありません。
T-クロスはこれらフランス車2台と比べ、明らかに足が引き締められています。
路面の良い道路では快適ですが、荒れた路面では衝撃がダイレクトに伝わり、乗り心地が損なわれてしまうのが難点です。
500Xの乗り心地は、4台の中でワーストと言わざるを得ません。
サスペンションの動きにしなやかさなく、路面が悪いとボディが上限に揺すられてしまいます。
コーナリング時も、ギャップを拾うと進路が乱されてしまうほどです。
乗り心地のランキングは、キャプチャー、2008、T-クロス、500Xの順となります。
乗り心地の評価 (5段階)
- キャプチャー 4
- 2008 3.5
- T-クロス 3
- 500X 2.5
静粛性もキャプチャーがベスト
静粛性の面でも、一番優れているのはキャプチャーです。
ロードノイズ、エンジン音の侵入とも抑えられていて、クラスを超えた静かさを実現しています。
2008は、ロードノイズがやや大きめです。
またエンジン回転を上げると3気筒特有の音が大きくなるなど、総合的な静粛性はキャプチャーに一歩を譲ります。
T-クロスはエンジンが他の3台より非力な分、エンジン回転を高めに保つ必要があるので、その分エンジン音が大きくなるのは仕方ないところ。
小排気量の3気筒エンジンなので、音が安っぽい点も気になります。
500Xは静粛性の点でもワーストです。
決して車内がうるさいというほどではないのですが、他の3台と比べるとエンジン音の侵入が気になります。
とは言え、エンジン音がなかなか良く、不快どころかむしろ快感に感じるので、静粛性が劣ることは500Xの欠点とは言い切れません。
静粛性の評価 (5段階)
- キャプチャー 4.5
- 2008 4
- T-クロス 3.5
- 500X 3
室内の広さはキャプチャーと2008がトップ
乗員が快適にすごすためには、室内が広いに越したことはありません。
前席スペースは4台とも広く、まず不満が出ることはないでしょう。
後席の頭上スペースに関しても4台はほぼ同等で、よほど大柄な人でない限り十分余裕があります。
差が出るのが足元スペースで、十分な余裕があるのがキャプチャーと2008のフランス車2台です。

この2台なら、足の長い人が乗っても問題ないでしょう。
T-クロスは、この2台と比べ僅かに足元スペースが狭いのですが、他車より全長が短いので仕方ないところでしょう。
一番足元スペースが狭いのが500Xで、足の長い人だと前席に膝が付いてしまうかもしれません。
居住性の評価 (5段階)
- キャプチャー 4
- 2008 4
- T-クロス 3.5
- 500X 3
快適装備が充実しているのはキャプチャーと2008
快適装備の充実度も、快適性を大きく左右するポイントです。
4台にはどのような快適装備が付くのか、表にまとめてみました。
機能 / 車名 | T-クロス | キャプチャー | 2008 | 500X |
---|---|---|---|---|
デュアルゾーンフルオートエアコン | 〇 | × | × | 〇 |
後席エアダクト | × | 〇 | × | × |
ステアリングヒーター | × | 〇 | × | × |
運転席・助手席シートヒーター | × | 〇 | △ | 〇 |
〇:全車に標準装備
△:グレード別装備
×:設定なし
■空調機能は2008が見劣り
エアコンは4台とも全車フルオートタイプが装備されますが、機能性には差があります。
T-クロスと500Xのエアコンは、左右席独立で温度設定できるデュアルゾーンタイプなので、助手席に人乗せたときに便利です。


それに対し、キャプチャーと2008のエアコンは一括での温度設定しかできないので、助手席に人を乗せる機会が多い場合は減点要素になります。
一方、後席の空調機能では、唯一後席エアダクトが備わるキャプチャーに注目です。

後席に人を乗せる機会の多い人にとって、これは大きなメリットになります。
空調機能を総括すると、前席重視ならT-クロスと500Xが、後席重視ならキャプチャーがベストです。
これら3台と比べ2008の空調機能は平凡で、物足りなさは否めません。
■ ヒーター関連が一番充実しているのはキャプチャー
ステアリングのグリップ部を温めるステアリングヒーターは、寒い冬の日のドライブで有難みの大きい装備です。
ステアリングヒーターが装備される車種は、4台の中でキャプチャーしかありません。
また、運転席・助手席の座面を温めるシートヒーターも、冬場に是非とも欲しい装備です。
キャプチャーと500Xは、全車に運転席・助手席シートヒーターが標準装備されます。

2008ではシートヒーターが装備されるのは上級グレードのGTのみで、T-クロスはシートヒーターの設定自体がありません。
こうした点から、ヒーター関連の装備はキャプチャーがもっとも充実しています。
快適装備の評価 (5段階)
- キャプチャー 4.5
- 500X 4
- T-クロス 2
- 2008 2
快適性の総合評価はキャプチャーがナンバーワン!
ここまでコンパクトSUV4台の乗り心地や静粛性、居住性、快適装備について比較してきました。
以下に、各項目の得点をまとめてみました。
快適性の総合評価 (20点満点)
- キャプチャー 17
- 2008 13.5
- 500X 12.5
- T-クロス 12
快適性を総合的に評価すると、得点の合計から分かるように圧倒的にキャプチャーが優れています。
乗り心地、静粛性がトップで室内スペースもトップレベル、快適装備も充実しているので、文句なしのナンバーワンです。
唯一、エアコンがデュアルゾーン式でないことが欠点ですが、メリットの多さに比べればそれも些末な問題でしょう。
T-クロスと2008は快適装備に不満が残りますし、500Xは乗り心地や室内スペースで見劣りしてしまいます。
快適性重視で輸入コンパクトSUVを選ぶなら、キャプチャー一択と言っても過言ではありません。
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